DAT [Digital Audio Tape] ディー・エー・ティー |
音声をデジタル化して磁気テープに録音再生するシステム、またはカセットのコト。PCM方式で変調を行い、サンプリング周波数はCD以上の最大48kHz(CDは44kHz)量子化ビット数は12もしくは16bitである。DATのテープに記録されるデータは、データのほかにビデオと同じように頭出しやトラッキングのための情報なども含んでいて、音声データ以外のデジタルデータも取り扱いが容易になっている。またSCSI機器としてコンピュータのバックアップにも用いられる。
DCE [Data Circuit Terminating Equipment] ディー・シー・イー |
回線終端装置の略。シリアルインターフェイスに接続される機器で、公衆回線などの通信回路の一端に接続される機器を指す。つまりモデムのコト。
DDX-P [Digital Data Exchange packet] ディー・ディー・エックス・ピー |
NTTが80年から始めた国内第一種のパケット式データ通信網で、NTTのパケット網に直接アクセスする。95年からは加入電話網からパケット交換網へアクセスできる第二種パケット交換サービス(DDX-TP)も始まった。
DEC [Digital Equipment Corporation] デック/ディジタル・イクイップメント |
かつても名門も後発成り上がりのコンパックに買収されてしまった。 合掌...
Delegate デリゲート |
通産省の電子総合技術研究所で開発された汎用プロキシサーバソフト。これが一体何の役に立つのかは不明。どうやら外国で開発されたサーバーソフトよりも漢字コードの扱いに配慮されているらしいが、別にこのままでも不都合はないし、まさかWebサーバのディレクトリに日本語で名を付ける管理者もいないと思うんだけど・・・
DethPing デスピン |
俗に言う「必殺のPing」のコト。Pingの項を参照。
DHCP [Dynamic Host Configuration Protocol] ディー・エイチ・シー・ピー |
BOOTPの上位互換の規格。BOOTPではクライアントごとの設定は省略できたが、IPアドレスとホスト名はそれぞれ設定する必要があった。この手間も省いて各クライアント起動時にIPアドレスを割り当て、終了時にIPアドレスを回収するためのプロトコル。サーバ側でIPアドレスをDHCPクライアント用にいくつかまとめて用意しておくだけで、同時にゲートウェイアドレスやドメイン名、サブネットマスクその他の情報をクライアントに通知することもできる。まあ、プロバイダと一般ユーザーの関係のコト。
―――リレーエージェント/(DHCP relay agent) IPルータを通してDHCPサーバとクライアントの間でDHCPおよびBOOTPによるブロードキャストのリレーを可能にするもの。IPルータを超えてDHCPによるIPアドレスの割り当てが行なえるようになる。
DION [DDI Internet Open Network] ディオン |
DDIが提供するインターネット接続サービス。これもODNと同じでNTTからOCN回線の利用権を買って、他よりも安く提供するサービス。最近OCNでビジーが多いらしいが、DIONにはその影響がないのかとサポートに聞いてみた所「自慢じゃありませんがウチは加入者が少ないですから大丈夫です」とキッパリ言われた。最近OCNから乗り換える人が多いらしい。
Direct X ダイレクト・エックス |
Windows環境でグラフィックス描画を高速化するためのメカニズムの総称。日本では「直接罰」と訳されている。Windowsでのゲームやマルチメディアタイトルなど、 アニメーションやデジタルビデオといったリアルタイムにグラフィックス描画を行なったり、音声再生を行なったりするのを専門とするAPI群。主にゲーム屋さん等に重宝されている。というか、ゲーム開発用にあるとしか思えないんですけど...
- 「DirectDraw」
- 2Dグラフィックス、アニメーション表示。
- 「Direct3D」
- 3Dグラフィックス処理。
- 「DirectSound」
- サウンド制御。
- 「DirectPlay」
- ネットワーク対応ゲーム開発ライブラリ。
- 「DirectInput」
- 入力機器(ゲーム用各種コントローラ)制御。
DNS [Domain Name Server] ディー・エヌ・エス |
ホストであるサーバーコンピュータのアドレスを数字だけで表記するIPアドレス(例:209.108.19.181)ではなく、人間が判りやすいアルファベットに置き換えた(例:www.hi-jax.com)アドレス。独自ドメインを収得する時には、最低2台のDNSを運営することがInterNICによって義務付けられている。
DOS [Disk Operation System] ドス |
DOS/V ドスブイ |
1990年に日本アイ・ビー・エムによって開発された、専用のハードウェアや日本語ROMなど必要とせずに、ソフトウェアだけで日本語表示(漢字表示)を可能にしたDOSシステムの一般名称。それまではNECのPCシリーズのように漢字データを>ROMなどのハードウェアとして搭載するのが一般的だったが、DOS/Vではソフトウェアだけで日本語の取り扱いを可能にしたので、米国などで一般的なPC互換機(IBM PC/AT互換機)でも日本語が扱えるようになり、コンパックやIBMが大儲けをした。
DSVD [Digital Simultaneous Voice and Data] ディー・エス・ブイ・ディー |
アメリカ国内のサービスで、音声とデータを同時通信する機能。データのやり取りと会話をしながらパソコン通信ができるので、パソコンの遠隔保守サービスなどに利用されている。ISDNみたいなもの(だと思う)
DSU [Digital Service Unit] ディー・エス・ユー |
回線接続装置の略。ISDN回線をデジタル機器と接続するための装置。デジタル機器といってもデジタル電話やG4対応のFAXなど誰も持っていないし、ISDNボードを搭載したコンピュータもまだまだ珍しいので、結局ISDNと電話やコンピュータの間にTAと呼ばれるデジタル信号とアナログ信号を変換する装置を接続することになり二度手間である。最近はDSU内臓のTAが主流で、個別に買わされたユーザーは悔しがっている。
DVD [Digital Video Disk] ディー・ブイ・ディー |
CD・LDに代わる新しい光記憶メディアと技術。このような規格は何年も前からあったのだが、業界でタイミングを見計らっていたらしい。MPEG2技術を採用して、マルチアングルや24Bitサンプリングなどを行えるらしいが、まだその特製を生かしきったソフトが出ていない。なにせ日本企業が音頭取って始めた規格なので、海外の反応はイマイチのようだ。AppleのQuickTimeはバージョン3.0から正式にDVDをサポートし、次世代規格であるMPEG4の専用フォーマットとして正式採用が決まったのだが、いかんせんプレーヤーの方はまだ標準で付いてこない。
言いだしっぺのHPを参照(http://www.pioneer.co.jp/dvd/)