せいてきるーてぃんぐ【static routing/静的ルーティング】

 ネットワークにおけるルーティング方式の1つ。通常のネットワークでは、各ルーターがそのつど目的地に一番近い隣のルーターパケットをリレーして行くが、静的ルーティングではルーティングのための情報をあらかじめルータに設定しておき常に固定的なルートを選択するので、どこか途中でネットワークがくたばっているとネットワークが止まってしまう。


セキュリティ【security】

 日本ではまだまだインターネットのセキュリティに対する意識が低いが、この先重大な問題になってくることは明らかである。マレーシアのネットワーク会社が1200万円もかけて構築したネットワークセキュリティを試すためにハッカーに対して進入できるか賞金をかけてプロテクト破りをさせたところ、あっさり3日で破られた話は有名である。ちなみにコンピュータのセキュリティに完璧という言葉は存在しない。

―――ホール プログラムのミスや見落としが原因で、セキュリティーの抜け穴ができてしまうこと。大手ソフトウェア会社の有名ブラウザの場合はセキュリティーホールとは言わず、ウイルスと言う。


セグメント【segment】

 1本の10BASE-2または10BASE-5ケーブルに接続されたネットワークのノードの集まりで、主にネットワークケーブルの再延長を表わすときに用いられる。10BASE-2は1セグメントは最長185mまで、10BASE-5の場合は最長500mまで延長することができ、これより長くしたい場合はリピータルータなどを使う必要がある。


ぜんにじゅうつうしん【full-duplex/全二重通信】

 独立した送信用と受信用のチャネルを用意して、送信と受信を同時に行なえるようにした通信方式。

【対】半二重通信


せんようせん【専用線】

 一般の公衆回線は必要な時必要な相手に接続するが、専用線ではあらかじめ決めた相手と常時接続しているパソコン通信専用の電話回線。料金は月額固定で使っても使わなくても同じだけ取られるので使わないと損である。個人で加入している例は少なく、サービスプロバイダーや気合いの入った企業などが設置してインターネットしまくっている。


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