ゑびす【ヱビス】

     

  1. 東京都渋谷区にある地名。明治22に建てられた札幌麦酒会社目黒工場から出荷された「恵比寿ビール」から端を発し、その後駅名になり、地名として定着した「豊田市」現象(日立市でも可)の地名。その後この工場は「恵比寿ガーデンプレイス」(http://www.sgi.co.jp/YGP/)として再開発され観光名所になっている。

  2. 明治9年に創業した開拓使麦酒醸造所が、明治20年に日本麦酒醸造会社になる際に札幌麦酒会社が新たに発足、明治22年に完成した目黒工場が独自商標「恵比寿ビール」として出荷して関東地方で圧倒的なシェアを確立する。ちなみに日本麦酒醸造会社は明治33年(1906年)に札幌、大阪麦酒と合併して大日本麦酒株式会社になり、戦後サッポロビールアサヒビールに分離された。昭和18年、大戦の激化によりビールが配給制となり商標も「麦酒」に変更され、この時「恵比寿ビール」も生産中止となる。昭和46年目黒工場を恵比寿工場に改称、28年ぶりに「ヱビスビール」が復活、出荷本数こそ少ないモノの、ビール通たちの熱い支持を受け現在に至る。

    【補足】(1998 02/23)
    お客様より「恵比寿は目黒区ではなくて渋谷区だ!」という鋭いツッコミが入りましたので修正しました。創立当時は東京府下荏原郡目黒村三田(現・目黒区三田)に工場があったのですが、その後拡張して当時の渋谷村(現・渋谷区)まで広がり、地名としてはこちらの方に残ったようです。う〜んこの世界は調べてみると奥が深いですなぁ...


ん、ん、ん、ん、ん、ん...
っぷっは〜!
かぁ〜!
この一杯の為に生きているようなモノね〜

<談:第三新東京市在住 葛城ミサト(30)公務員>


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