はじめに
新型コロナ禍の中、色んな企業が新しいサービスを模索してます。飲食、旅行系は特に。そんな中ANAが「仮想旅行」のサービスを始めるとのニュースが飛び込んできました。
参考
【独自】ANAが「仮想旅行」展開へ、「ファイナルファンタジー」の田畑端氏がプロデュース : 経済 : ニュース : 読売新聞オンライン
参考
ANA VIRTUAL TRIP ANAセールスがお届けする新しい旅行のカタチ!|国内旅行,海外旅行(ツアー)|ANA SKY WEB TOURT
そのニュースを見て、なんとなく『セカンドライフ』と言うゲームを思い出したんですよね。
セカンドライフとは
セカンドライフとは2003年にリンデンラボと言う会社が発表したコンピュータ上の仮想空間で文字通り”セカンドライフ”こと『第二の人生』をネット上で送るゲーム(シミュレーションゲーム?ロールプレイングゲーム?)です。
このゲームの大きな特徴としてリアルマネートレードでゲーム内通貨を現実通貨にする事ができたってのがあげられます(基本的にリアルマネートレードはほとんどのゲームで禁止されています)
リアルマネートレードはRMTと略されておりゲーム内のアイテムなどを現実通貨を介して受け渡しすると言うもの。MMORPGなどで主に暗躍してました。
それを、リンデンラボは「セカンドライフは経済実験」と称してRMTを容認しました。
その結果、セカンドライフ内の土地のやり取りで100万ドルを稼いだ人が出てきたあたりから日本でも「これからはセカンドライフだ!」みたいな風潮が出てきてたように思います。
僕は「おいおい、たかがゲームぞ」と思っていた物です。
まぁ、結局は「金になるぞ!このゲーム」って事なんだな、って。
ただセカンドライフ、なんとなく一過性のものでブームが去ってしまい見事に「オワコン」になってしまいました。
当時のネット状況
僕が思うに当時のパソコンのスペックやインターネットの速度を考えると「時代を先取りし過ぎた」のかもしれません。
2003年といえばまだADSLが普及され始めた時期ですね。光ファイバーはまだ先の話です。スマホももちろんありませんし、SNSもありません。今調べたらあの懐かしい”mixi”も運用開始は2004年との事。
ただ、FF11の運用が始まったのが2002年なので、上手くやれば成功したのかも知れませんがね。
今だとパソコンのスペックもかなり上がりましたし、VRとかもあります。かなりリアルな世界を自由に駆け回れるかも知れませんね。
終わりに
さらに新型コロナ禍の現在、リアルな旅行も難しくなっています。
僕たちは『旅』と言うものをもう一度考える必要があるのかも知れませんね。
なので今こそセカンドライフが日の目を見るのかもしれませんね。それこそ長距離移動にはANAを使って…とか。おそらく1から作り直しになると思いますが…
ちなみに僕が思ってるのは「マインクラフト+どうぶつの森」のMMOゲームです。なんか相性良さそうな気がしてます。このゲームがオンラインマルチプレイだと一気に面白くなる可能性が出てきて、僕はこっちの方が「セカンドライフだなぁ」と思っております。
と、書きましたが、新型コロナが収束してみんながまた自由に旅行できる時代が早く来ると良いですよね。
では。
セカンドライフはけしてオワコンではないですよ。一度来てみてください。
Twitterとかで確認したら、まだ色々な人がやっているのですね。不勉強でした。
色々なWebサービスの中で「聞かなくなったなぁ」と言う思いが先行してました。