いろんな食べ物を時間内に自分の食べたい分だけ取って食べ放題!
そんな夢のような食べ方が好きです。僕が大人になるくらいまでそう言う形式を『バイキング』と呼んでおりました(まぁ、大人になってからも呼んでましたが)
友達と旅行に行ったり仕事で出張した時に泊まったホテルの夕食や翌日の朝食のバイキングを楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか?
残念ながら新型コロナウイルスの影響で昔のような形のバイキングが提供できないホテルもあるとの事。非常に残念です。バイキングが売りのホテルとかもあるので…(ドーミーインとかが有名ですね)
さて、バイキング、バイキング言ってきましたが、今では『バイキング』と言えばフジテレビのお昼のワイドショーの事、大抵は『ビュッフェ』と呼ぶようになっています。
実際には『バフェ』と呼んだり『ビュッフェ』と呼ばれており、僕は正しい呼び方がよくわかっておりません…
さて、いつ頃から呼び方が変わったのでしょうか?
バイキングの歴史ですが、1958年に帝国ホテルのレストランのサービスとして生まれた言葉で、あくまでも日本人だけに通じる用語らしいです。和製英語って奴ですかね?
なぜ、バイキングと言う名前になったかというと、スモーガスボードと言う北欧での食べ放題の呼び方があり、帝国ホテルがこのスモーガスボード(食べ放題)を開始したのですが、その際にイメージを定着させる為にスモーガスボードではなくて、「北欧と言えばバイキング!」と言う安直な考えで食べ放題をバイキングを命名したそうです。
それが他のホテルにもバイキングと言う名前で広まったとの事。それも和洋折衷で。安直に名前をつけるのも危険ですね。
ちなみにビュッフェはフランス語で「セルフサービス形式の食事」を意味して決して食べ放題とは限らないそうです。
呼び方の問題ですが、単語は『buffet』らしいので英語圏の人は「バフェ」ってのが個人的には良い感じがしております。
また、ビュッフェとは元々「飾り棚」と言う意味でして、「立食形式の会食」とかの意味もあるそうです(そっちの方が本来の意味なんだと思います)
日本でも立食のバイキングがありますが、大抵は座って食べますからね。ここもガラパゴス進化しているみたいですね。
結局、まだまだ「バイキング」って呼んでしまう僕がいますが、そろそろ呼び方を変えないと(バフェやビュッフェ)いけませんね。
早く新型コロナウイルスが収束してバイキング…いや「バフェ」を気軽に食べれるようになる事を願ってます。
では。