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伝統文化と老害

いつものようにおぎやはぎのラジオを聞いておりました。深夜に起きていなくても今はradikoのタイムフリーがあるので散歩中とかにいつでも聞けて嬉しい限りです。

放送日はこどもの日って事でとんねるずの貴さんからの差し入れがあったそうで、老舗の和菓子屋のお菓子をいただいたそうです。

「あの人、老舗の店をよく知ってるよねー」

と、おぎやはぎの二人。石橋貴明さんは、伊集院静さんに憧れており、色々と調べているそうです。あとは純粋に東京っ子なのでそう言う店を知っているでしょうし、”やんちゃ”してたように見えても実はきちんと昔から礼儀を大事にする人だったみたいですね。

そこから矢作さんが「俺は老害なのか?」と言う疑問を呈示します。それは「ゴルフに行く時ってジーパンとかでもよいんじゃね?と若い頃は思ってたけど今になって伝統とか格式がわかってきて『やっぱりジーパンはダメなんだよなってわかったんだよ』、だからさ俺もゴルフの服装に関しては若者の意見を受け入れられなくてさ、これって老害なのかな?」と言うものだそうです。

小木さんが「ゴルフ場もジーパンOKとかになって行くかもね」と言うと矢作さんが「もう、俺はジーパンとかOKにして欲しくないんだよ」と反論。
やはり特別な体験をする時はそれなりの服装とかあった方がよいよ、と。

銀座のクラブとかもそうですよね。ジャージとかで行っちゃダメなんですよ。まぁ、入れてくれるとは思いますが軽くあしらわれて終わりでしょう。

まぁ、基本的に高級な場所にはドレスコードとかありますからね。

人生を過ごす上で色んな”ちゃんとした大人”と接する事で覚える事(教えられる事)って沢山あるんですよ。
言葉遣いとか、振る舞いとか。

おぎやはぎさんが話していた例で言うと「結婚してる友人宅を訪れる時は菓子折りなど思っていく」など。

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江戸しぐさの例

老害と言うと大きく2パターンあると思っていて、
「俺の若い頃は…」って言う(仕事を押し付ける)パターンと、
「昔からの伝統で決まってるんだから守らないとダメだよ」みたいなパターン(こう言う文化だから)だと思っています。

矢作さんの今回の件は後者ですね。

確かにどんどんと文化とか伝統って失われていってます。文明は進化しますから、同居できない事は増えていくのでこれは仕方ない事だと思うんです。

確かに“ひろゆき”みたいに合理化を重視すると伝統文化は面倒な事だらけです。

合理的に考えることも大事ですけれど、「(実体験を含めて)学ぶ」ことも大事だと思うんですよね。学んだ上で、不要と感じたらしなければ良いと思います。

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特に日本は歴史が長い文化を持った国ですからね。”粋”ってのもありますよね。

子供の頃、親から小言を言われて「うるせーなー」って思う事って多いと思うんですけれど、自分が大人になったり子供が産まれたりすると「あぁ、あの時言われたことってこういう意味だったんだなぁ」と実感する場面が多くなると思います。

そうすると、やっぱり若い人に向かって同じことを言いたくなるんですよね。まぁ、そうすると若い人からウザがられるんですけれどね。「老害かよ」って言われちゃうんです。

本で読んだ名言とかを知ったかぶりで伝えるのはあまりおすすめしませんが、やっぱり実体験を通じて嬉しかった事や良かった事は伝えていきたいと思っている僕も老害の仲間入りなのでしょうね、きっと。

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