最近のゲームは『面白い』以前に「すげーグラフィック!まるで映画みたいな画面をそのままプレイできる!」みたいなイメージが先行しているような気がします。
ゲーム実況とかも「すごい映像ですね。ゲームもここまできたかー。すげーヌルヌル動く!」とかって発言しているのが多いですよね。
まぁ、僕は初代のファミコン世代だったので「グラフィックよりも内容!」って感じでした。ファミコンブームってのがあって、大量のゲームが量産されてまして、当時ネットでの評価とかも無かったので”クソゲー”もありましたが、「限られた容量の中で工夫していかに面白いゲームを作るか!」みたいな世界だったと記憶しています。
任天堂は本当にそう言うゲームをつくるのが上手くてニンテンドーSwitchはグラフィック性能とかは最高画質では無いですがシステムとして楽しいゲームを沢山生み出してます。
さて、僕も中学、高校時代から自作ゲーム(大したものでは無いですが)を作っていたのですがパソコンなので機種によって性能が違うんですよね。
なので、僕が作ったゲームを友人の高性能パソコンで実行したら動きが速すぎてとてもじゃ無いけど遊べたものでは無かったと記憶します。
1990年代から2000年代ってのはハードよりもソフトにブランド力があって、有名だったのは
- ドラゴンクエスト
- ファイナルファンタジー
- モンスターハンター
で、このタイトルがどのハードで出るか?と言う事で民族大移動が起こってました。
(個人的にはモンハンポータブルがPSPからDSに変わったのが痛かったです。慣れ親しんだ操作方法が通用しなくなって挫折しました…)
さて、昨今のゲームはマルチプラットフォームで販売される事が多いですね。簡単に言うと「プレステでもXboxでもPCでも好きなハードで同じゲームができるよ!だから自分のハードに合ったバージョンのゲームを買ってね!」って事です。
昔だと、とてもじゃ無いけれど同じゲームを他のハードに”移植”するなんて時間も予算も無くて「大ヒット!」って言う太鼓判をもらってからなら(会社として)移植しても良いかな?…って感じでした。
なんでこう言う事が可能になったかというと、最近のゲームには”ゲームエンジン”と言うものが用意されていて、ハード側による固有の部分を意識しなくても動くようになってるからです。
また、同じPSでも性能や容量によるエディションが分かれてたりしますが、最近のゲームは”レンダリング”と呼ばれる処理を使ってリアルタイムで画面を描画してます。
なので、モードを『高画質』にすれば地面の草の量とか木の葉っぱの枚数を増やす事ができますが、性能が低いエディションだとその分遅くなったりします(画面がガクつくとかですね)
ここら辺を極めたのが上位エディションですね。
- 「とにかく普通にゲームができれば良い」ってのが普通のやつで
- 「このゲームの画質などを極限まで高めて楽しみたい」ってのが上位エディション
そんな感じです。
また、PC版でゲームする時は自作PCだと本当に予算を設けていろいろな構成にする事が可能です。
なので、自作PCとかを紹介してるYouTuberはベンチマークツール(ある程度の性能測定機能)を流して「このグラボは凄い!」とか紹介するわけです。
なお、僕もある程度綺麗な方がより楽しめるとは思いますがゲームってのはやっぱり”面白いアイデア”ありきだと思ってますので「このゲームは面白い!気がつけば休日が終わってた!」なーんてゲームと出会えれば良いなーなんて思ってる次第です。