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ちょっと真面目に小説を…さてどのツール検討編

初めに

 

- DM200が便利すぎたんです。ただ、それだけ。

なーんて犯罪の理由みたいに書き始めてみましたが去年の10月頃にDM200をゲットしてからブログの作業効率が飛躍的に上がっただけでなくアウトライン機能のおかげでずーっと温めてた小説の続きに再び手をつける事が出来て凄い良い感じだったんですよね。

でも、突然壊れてしまいました。それも仕事的にうまく行ってなくて絶望している日の帰りの電車の中で……まぁ悪いことは続くよねってな話です。

ブログは1000文字から3000文字くらいを目安に書いてるのでそれはDM200がやっぱり便利でもう一度欲しいなぁ(できればDM250が…)なんて思っているのですが「小説に関してはどうだろうか?」と。
最近、昔(15年前)の小説を本格的に書き上げてみようという気持ちが再燃してきたのとそれを含め4つ書きたいもの(小説と戯曲)が今あってそれらを再来年(2025年)を目処に書き上げたいなと言う気持ちが強くなってきました。

そう考えるとDM200(できればDM250)と言うモバイル機に拘ると小説執筆を家で行う時には向いていないのではないか?と言う気分になってきました。

あと、現在書いている(た)ものは40000文字くらいありまして、それを小説として書き上げるにはその3倍位の文字数が予想されています。

そのうちに「こりゃいっちょMacでゴリゴリ書くか!」と言う気分になってきたんです。

そんな気分になってきてたので、ここ数日ネットで小説を書くために好ましい色々なツールやエディタを調査してたんです。
クラウドベースでも良いけれどオフラインで作業できるMacのアプリが好ましいかな?と。モバイルはアイデア出しとかをメインに連携できるレベルでも良いか…というのが理想です。
クラウド連携を前提とした執筆になってしまうとDM200(250)ではお手上げですからね。
(それがポメラというガジェットの良いところでもあるのですが……)

まず、手を出してみたのはCloud Outlinerと言うアプリです。

Cloud Outliner

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これは有料ですが1000円位なので便利なら買っても良いかな?と思ったのと無料トライアルが可能なので「まずは無料トライアルで試してみるか」と。

流石に使い勝手を知るにはサンプルになるようにある程度の文字数がある小説が必要なので僕の15年前のテキストを貼り付ける形にしてみました。

まずは操作性に難ありです。癖があるというより慣れるのが難しいと直感で感じました(悪い意味での直感的な使い勝手です)
簡単に言うとUIに難ありと言った感じです。
やりたい事は僕のやりたい事とすごく似てるのですごく惜しいのですが。

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なんとなく使えそうな雰囲気なのですが…

あとは俯瞰で全体を見るのがとんでも無く難しいです。
左ペインを1ファイルにしてしまったのが問題なのかもしれませんが章節毎のタイトルに色が付けられる機能が便利なのでそれを折り畳めると良いかなぁ〜と。

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これが折り畳めれば良いのですが…

「うーん」と唸ってるとそう言うのに詳しい友人から「Scrivenerは試した?」と言う連絡が!
なんかそのアプリとタイトルを見た気がしたのですが……なんで試してみようと思わなかったのでしょうか。

Scrivener

思い出しました!Scrivener はツールを調査してる時とかでも結構ヒットしたんですけれど、日本語のブログですがスクリーンショットが英語ばかりで「とっつきにくいなぁ」と思って敬遠していたのでした。
そもそも日本語にローカライズされたのが最近(ここ数年)と言うものあり、「こう言うふうに使うと小説を書くのに便利だよ!」みたいな具体例が日本語で表示されているページがほとんどなかったので敬遠していたんでした。

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でも、実際に使ってみたらこれはとても便利。
何より直感的に使えるし章節の色分けも可能。それも“コルクボード”表示機能でやりたかった事が!「これこれぃ!」って感じです。

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理想の形がここに!!

ただ高いです(9000円位)。30日間は無料トライアルがあるのでこれからもう少し試行錯誤してみようかな?と。9000円は買い切りですがほいほいと買える金額ではありません。(音楽編集のLogicは買い切りで25000円位しますが物凄い高機能ですからねぇ)

ただ、両者とも章節あたりの文字数が表示されないのが残念なポイントです。Scrivenerはプロパティで文字数がわかるのでまだ良いですけど、章節毎の文字数が直感的にわかるとバランスがとり易いと思いまして。

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ここの文字が章節毎に一覧化できれば…

一見、Scrivenerが圧倒的優位に見えるんですけど実際は複数の.rtfファイル(wordアプリとかの共通フォーマットみたいなもの)をプロジェクトで管理しているだけ(と言うのは失礼ですがそういう管理方法が実は望ましいです)なので探せばもっと便利で安価なアプリやWebサービスがあるかもなぁ〜と言う感じです。

その後さらに友人が教えてくれたのですが、「中にはVS Codeを使って小説を書いている人もいるぞ!」との追加連絡が。

VSCode

VSCodeはプログラミングエディタの側面が大きいんですけど(そう言うかそれが目的なんですが)複数ファイルをプロジェクトと言う形で管理するのは、よく考えたらプログラミングエディタが得意とする分野でして、まだ(小説ツールとしては)使ってませんがほぼScrivenerに近いことができるのでは?と言う感想です。

ただ、Scrivenerの“コルクボード”機能がかなり気に入ってしまってて『ハコガキ』と言う構造が複雑になる感じの小説(や映画・アニメ)には必要そうな機能が(個人的には)マストになりそうな気がしてまして、VSCodeで“コルクボード“機能みたいなのができるか?と言うのが個人的な観点になりそうです。

なにせ、VSCodeは多数のプラグインを導入する事が出来ますしその気になればプラグインを自作する事も可能ですからね。そこはプログラムが書ける僕の世界です。

終わりに

何はともあれこれで一旦DM200への未練を一旦たち切って本格的に小説執筆に入るか!と言う気持ちになりましたー。

今のところは、Scrivenerがプロット(物語の大まかな流れ)を作るのには圧倒的に便利な気がしています。特に今回のサンプルで読ませた昔の小説ではなくて、次に書きたい物語がタイムリープものなので『ハコガキ』が出来るツールが個人的には必須になると思っております。

もちろん、小説執筆はScrivenerで完結する物ではありません。プロットを作成後全体を書き出し、それから”小説”という形に書き上げていく作業が待っております。(僕は今までチャレンジしていませんがここから縦書きが必要になってくると思っております)

とにかく書いてみようか、と。

Job sakka

作品を作る事自体は自己満足でもOKですが、人に評価してもらう時には見てもらう必要があります。これが慣れていないと想像以上に恥ずかしいです。僕は音楽も小説も公開して他の人に読んでもらったり聴いてもらったりするんですけれど辛辣な意見が返ってくるのが当たり前。「すごい!面白い!」なんていうのはとんでもなく慣れてきたか、お世辞なだけです。

だからこそ、ボロクソに言われるのを覚悟でちゃんとした小説を書いてみようかな?と思っております。

ちなみに、今回のツール検討にあたり、凄い久々にMacに新しいアプリを入れました。やっぱり楽しいですね!(ただ使わないアプリは直ぐに消去するのが僕の性格だったりします)

下記に過去の稚拙ながら公開した短編小説のページを載せておきますのでお時間があれば是非読んでみてください!


参考
「小説」の記事一覧 | ドーナッツ方位

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