キーエンスと言う会社があります。
知る人ぞ知る会社でしたが、昨今(2023年頃から)キーエンス関連の本が沢山出版され始めたので興味を持っている方もいるのではないでしょうか?
噂では、
・分単位でスケジュール管理される。
・社長が「お前の代わりはどれだけでもいる」と言い放つ
そうです。
ただ、給料はとんでもなく良くて『30代で家が立ち、40代で墓が立つ』と揶揄される会社で有名です。
では、なんでそんなに給料を出せるのか?
それは利益率が驚異の50%超えの会社だからなんですよね。
利益率50%ってのは1000万円の注文を取ったら原価とか諸々差っ引いて500万円利益が出ると言う意味でして、仕事している人ならわかると思うのですけれど、利益率50%ってのはとんでもない数字なんです。
そんな利益率で仕事していたら他の会社から「ぼったくりだろ!」と言われてしまうほどの利益率です。
超絶ブラック企業と呼ばれるかもしれないがその分の給料はちゃんともらえる。
20代で年収1800万円とかも夢ではないそうです。
年収1800万円と言えば大企業の管理職クラスよりも多いと思います。
こんな『働き方改革』の時代に、バリバリ昭和…いやネットが発達しているのでそれらのツールを効果的に使ってそれ以上の鬼の働き方になっているのではないでしょうか?
僕は、こういう”ガチでヤル気がある会社”ってのも日本にあって良いのではないか?と思ってます。全ての会社がそうあるべき!という訳ではないですけれどね。
お給料はそんなに多くないけれど仕事はそんなにキツくないしちょっと節約すれば生きていくことは出来る…。みたいなのも勿論悪くありませんが、そのような会社ばかりになっていくと海外と戦えないと思うんです。
もし僕がキーエンスに入社できたとしても精神的に持たないと思いますがガチで”手っ取り早く頭脳をお金に変えたい人”のための会社のような気もします。
ギャンブルとかよりも確実。営業職メインなので運の要素もあると思いますけれど、それ以上に自分の実力がモノを言うってのはいいですね。
キーエンスは労働に対する対価を正当に払っているから良いんだと思います。
あとは実力主義と徹底的な効率化・情報の共有。効率化やノウハウを資料化して共有しておくと言うのは組織としては最も望ましい形です。
特にノウハウなどを資料化して共有するってのが良いです。こういう業界ってのは自分のノウハウを他人に教えずに独り占めする人って沢山いますからね。
まぁそうじゃなければ『ブラック企業』で終わってとっくに倒産している事でしょう。
とりあえず大企業には入れたけれど入社してみたら思ったのと違っていた。蓋を開けたら超絶ブラックだった…。とか、「あのおじさんは仕事してる風に見えないけれどちゃんと給料もらってるんだよなぁ」
……みたいなのがまかり通るのが日本の大企業の”あるある”です。
それとは違い、ガチ勢じゃなきゃつとまらない会社、それがキーエンス。
上司がガチなら部下もガチ、全員ガチな会社、それがキーエンス。
会社の愚痴を言っている時間があるならば資料を作って営業をかける時間に割り当てる!、それがキーエンス。
「これだけ働いてこの給料じゃ割に合わないよ…」なんて言わせないほど給料をくれる会社、それがキーエンス!
凄いなぁ。
ただ、これって表面上の”いい部分”だけで、やはりこの仕事の内容と仕事量ならメンタルやられて離脱する人も多いんじゃないかな?なんて思ったりもします。離職率までは調べませんでしたけれどやっぱり有名になる(元から業界では有名でしたが、一般市民に対して有名になる)って事はアンチも増えますし誹謗中傷も増えますからね。そう言うのを実力でねじ伏せるくらい頑張っていただきたいものです。
かしこ。