令和と言う年は生成AI元年とでも言えば良いでしょうか、とにかく生成AIに聞けばなんとかなるって時代かもしれません。
僕自身、毎回というわけではないのですが業務の調査に行き詰まりを感じた時にお世話になりました。
これにより検索エンジンを使わずに生成AIのチャット機能で聞けば良いじゃん?なる風潮も生まれているとか……。
ただ、これには思い当たる節があるんですよね。それは検索エンジンの精度が著しく落ちているという事です。
検索エンジン自体は変わってないのかも知れないですがスポンサードリンク(=広告)の方が本家の(正しい検索結果の)URLより先にヒットするとか、内容は無いのにSEOを極めた?のか量産的な意味のないブログが大量にヒットする…みたいな。
「おれの欲しいページはこんなんじゃないんだぁ!昔の検索エンジンを返してくれ〜」ってな気分にもなります。
例えば、アプリケーションであるMicrosoft Teamsをダウンロードしようと”Teams ダウンロード”で検索しても1番上にヒットするのはMicrosoftのページじゃないんですよ。
もし、悪意を持って偽Teamsアプリを作ったとしたらそっちがトップヒットすると大多数の人がそちらからダウンロードすると思うんですよね。結果ダミーのTeamsサイトへアクセスされてしまいデータを抜かれる…みたいな事態も起きるかもしれません。
別の件では、税金関係を調べていてe-TAXという法人税申告のページを検索したときも本家国税庁のページがヒットする前に様々なスポンサードリンクがヒットしました。
こちらは国のお仕事なのに……。
Googleは僕たちが利用する分には無料です。ただGoogleのサービスの一つであるYouTubeには”Youtuber”なる言葉があるようにYouTubeに動画を作ることでマネタイズする仕組みがあるんですよね。
実際問題、僕が書いているこのブログもGoogleの広告を貼っておりますし。
Googleとしてはメインの収益が広告収入なので広告主のページは検索上位にしなくてはいけないし……なかなか痛し痒しなんでしょうね。
また、最近はMicrosoftのBingも台頭していているような気がします。インターネットエクスプローラがサービス終了になり自動的にEdgeが起動するようになっているのですがそのトップアクセスの画面が結構”見れちゃう”んですよね。
調べものはchatGPTに聞けば良いし、検索エンジンはBingの追い上げが凄い…と結構苦戦しているところに大量の広告マネー(どこの国からとは書きませんが)が入っているのではないかな?なんて邪推してしまいます。
それにしても検索しても欲しい情報にアクセスできなくなっているような気がします。昔はキーワードを指定したらもっとスバっとヒットしたはず……。
敢えてそうしているのか?エンジンが変わって検索精度が下がっているのか…実態は分かりませんが、このままでは”ggrks”(=ググれカスと言うネットスラング)と言っても「ググったけれど分かりませんでした」と言う例が増えてきそうで…。
決して検索エンジンは万能であるべき!とは言いませんが「ちょっと嘘ページが増えすぎじゃない?んで、その結果に騙されたらいけないよ!」と思った次第です。
ググったらカスで検索していたところ上位にあったので書かせていただきます。
Google検索で、スマホが普及する前までは確度が高い検索結果を得ることができました。
SEOが流行りはじめた初期は広告が上位に表示されてもページを進んでいくと目的の情報に当たることはまだありました。
目に余るのが、近年はGoogle検索側で勝手にキーワードを省いた結果を表示されてしまい、とても腹立たしいです。
WikipediaにあるようにGoogleの「邪悪になるな」が適用されていなくなってます。
アルゴリズムの波があるのかもしれませんが、一定期間は使い物にはならない結果を表示されることがかなり増えています。
ここ数日もそうですし、過去にも頻繁にありました。
duckduckgoを使ったこともありますが個人的に移行しきれませんでした。
利益に左右されない中立的で、かつてのGoogleのような高確度な検索エンジンはもう生まれないのでしょうか。
日本国産の、安定して求める検索結果を出せるものを創生していただきたいです。
それと心配事ですがWikipediaは非営利団体で広告を設けずに、有志の書き込みや支援で成り立っています。
これが資本主義に侵されて質が下がらないことを祈ります。
資本主義が悪だとはいいませんが、情報提供側がそうなってしまっては近年ののググったらカスになりかねないと捉えています。
Google先生とwiki教授と云っていた頃が懐かしく思われる時代になってしまいました…
質が悪い期間のGoogleの検索では効率を求められる現在に於いては効率の質が下がります。
調べることを余儀なくされる普通能力の一般人には、Googleのやり方もそれに一部加担してしまっています…
どうか、こういった声を世界的に広めて頂きたく希望を託します。