空気階段のラジオを聴いていました。水川かたまりさんが禁煙を始めたとの事で相方の鈴木もぐらさんは「どうせ長続きしないんだから無理するなって」と宥めますが(もぐらさんも喫煙者)かたまりさんの性格上頑固なところがありまして……といった感じでいつもの空気階段の悪い部分がでた回でした(面白いんですけどね)。
かたまりさんは過去にも禁煙にチャレンジしているみたいですがことごとく失敗している模様。しかし「今回は”禁煙SNS”アプリで仲間と一緒にやっているから大丈夫!」と意気込んでいます。
(このアプリに関する二人の会話が凄く面白かったです)
…さて、この”禁煙SNS”のエピソードでも触れられているのですが、「カップルで禁煙を始めました!」と言う人たちが4日目位で離脱してしまったらしく曰く「禁煙したらお互いにイライラして喧嘩ばっかりしてました。お互いに煙草を吸って仲直りしました!」みたいな感じの人が多いみたいです。
本末転倒とはこの事!
僕はお酒もタバコも嗜むのですが、お酒の方は血液検査に如実にあらわれるのですぐに「やめろ!」とか言われます。
それに関しては、過去に実際に期間限定で禁酒や断酒会に行ったりしたエントリがあるのでそちらをご参考に。
特に思ったのが断酒会の方でして、そういう会に参加されている人ってものすごく『我慢』しているんですよね。とにかくお酒が飲みたい!でも我慢している。…みたいな感じです。皆口を揃えるように「あの時の酒の味が忘れられない」と言っていました。
僕はお酒は大好きですが、飲むなと言われたら飲まなくても平気です。代わりに麦茶飲んでれば構いません。だからと言って「なら飲まなくて良いじゃん!」とはならないんですよね。イライラを解消すると言うよりも時間潰しみたいな感じなんですよね。不思議な感覚ですが。
それに対してタバコに関しては禁煙する気はありません。「酒とタバコどちらかをやめろ」と聞かれたら速攻で「酒!」と答えるほどタバコは好きです。
…でもこれもニコチン中毒とは違うのかもしれません。
口が寂しいんです。それだけ。
昔、良く言ったり読んだりしていたのが「女性の胸がすぐそばにあって触れる状況にあればタバコなんかはいつでもやめられる」と言うものです。
もしかしたら、お酒も同様なのかもしれません。
音楽制作やプログラミングなどに没頭しているときはお酒飲みたいとかならないですからね。「暇だなぁー。時間潰したいなぁー」って感じの時に飲んで軽く酔う感覚が良いのでしょうね。
何事も、”一生我慢”するって辛いと思います。
例えば僕は牛乳は飲めますが自分から飲みたいとは思いません。でももし牛乳に有害性物質みたいなのが見つかって「牛乳を飲むのはだめ!」みたいな世界になったとしたら牛乳大好きな人はどうするのでしょう?
「うわー、朝起きたら朝食には牛乳だろうよ!なんだよアイスティーって!我慢できねーよ!」
「我々は風呂上がりに何を飲めば良いのだ!?」
みたいになるのでしょうか?
もう少し現実的な話をすると、酒税・煙草税の次の”税”は砂糖税と言う可能性があります。他の国ではすでに砂糖税が導入されている国もありまして、これも「肥満対策」「健康対策」と言う名目でチョコレートやジュースに税金がかかる可能性はかなり高いと思われます。
「俺はタバコも酒もやらない!」という人の中にも「甘いものには目がない」と言う人もいるのではないでしょうか?もしお酒やタバコのように課税対象になり例えばコカコーラの値段が倍になったら…。
「そんなのコーラ飲まなきゃいいだけでしょ」と周りの人から言われる未来だってあるわけです。今のペースで飲んでいたら散財してしまう…”我慢”の発生です。
(凄い余談ですが、実際に過去の日本には砂糖消費税があったそうです。が、“消費税“導入のタイミングで撤廃されたみたいです)
国税庁のページに書いてあります
まぁ、お酒とタバコは明らかな嗜好品ですし砂糖に関してはあくまでも課税と言う話なのでちょっと性質が違うかもしれません。
結局、生まれてから一回も「経験しない」のが一番良いのでしょうが、なかなか難しいのかもしれません。ですが、タバコに関してはもう若い人は吸わない人の方が圧倒的に多いみたいなので絶滅するかもしれませんね。
あ、煙草を辞める気は無いと書きましたが、違法になったら辞めますよ、勿論。
つまり僕にとってはその程度の存在なのです。