本ブログで使用している画像が著作権侵害にあたるとして画像の著作権管理サイト(COPYTRACK)から請求メールがきました。
僕のブログは画像がメインではなくてアイキャッチ的に画像を挿入する事が多いので関連しそうな画像をググって使っていることがあります。これ自体に危機感を覚えないといけないですね。ブログ書いている人は要注意です。
英語で来ます
:
で、終わるのではなくて今回指摘された画像、著作権侵害の異議を申し立てた人の画像でないんでは?と思ったんですよ。
指摘された画像は123RF(https://jp.123rf.com)と言うサイトのものでして、このサイトにある当該画像の作者と異議申し立て者の名前が違ってるんですよ。
「あれ、この画像の本当の所有者って誰?そしてそれはどこで管理されているの?」
ってなってきましてね。
今回はFederico Caputoって人がCOPYTRACKを使って異議を申し立てているんですけれど同じようなケースがないかネットを検索してみると全く同例でCOPYTRACKからの請求でFederico Caputoさんが123RFにある画像を用いて異議申し立てを行っているページがヒットしましてね。(123RF上の作者も同じ人でした!)
その人は123RFから購入したスクリーンショットを送付したらすぐに解決したそうです。やはり僕と同じことを感じたようで「悪い使い方する人がいるから精査したほうがよいよ」みたいなアドバイスを送ったのですが無視された模様。
とりあえず僕も画像は削除した上でCOPYTRACK社にその旨のメールを送信しました。画像を削除したのはまた同じケースで請求がくるのを恐れてです。手間が面倒なので。(どうにも機械的にチェックしているみたいなので)
まぁ、結論としては正規ルートで購入したスクリーンショットを送ったらすぐに問題解決しました。
軽いノリで解決
腑に落ちないのは「訴えた人はその写真(画像)が自分の所有物である事をどうやって証明しているのか?」って事です。
本来COPYTRACKというサイトは自分が作成や撮影した画像が他のサイトで不正利用(悪用)されていないのか?を調査してしかるべき著作権料の請求代行を行ってくれるサイトだそうです。(画像の価値の金額の査定と成功報酬で45%もっていかれるのは「?」と思いますが…)
今回の件は悪質と言うか世間一般でよく使われている画像を「この画像は俺のもの!」って主張してこのサービスを使って荒稼ぎしていたのでは?と勘ぐってしまうんですよね。
もちろん悪意を持って明らかに著作権所有者が明確な画像を無断で使って商売(営利目的ってヤツです)をしているケースは一発アウトだと思います(後は肖像権でしょうか?最近、広告で有名・著名人の画像を勝手に使ってあくまでもその人がオススメしているような悪質なものを見ますからね)
また、悪意を持っていなくても何回も指摘されても無視するとかもダメなのではないでしょうか?架空請求とかに関しては無視で良いと思いますが、使用した画像と対象のサイトまで特定されていたらなにかしらの回答はしたほうが良いでしょう。
今回は請求金額が「削除したにせよ過去の分に遡及して約4万円ね」って感じでした。(「今後使い続けるなら毎年約5万円ね」と言ってきました。この画像一枚を運用するために毎年5万円を払う価値はないです)
この4万円ってのが”微妙に払えてしまう金額”みたいな感じがしてですね、「うわー面倒な事になった。こりゃ4万円払って手打ちにしてもらおう」って人が一定数いるのではないでしょうか?その為悪用する人がいる…と。
このサービスは自分が作成した画像が他のサイトで悪用されていないかに使うという目的ですのでクリエイターの人は頭の中に入れておくと良いかもしれません。
ただ今回の例のように原画像が管理されているサイトの作者と異議申し立て者の名前が違う(また、原画像はサイト上で管理されているため、別途請求するのであれば二重請求になる)ので、変な話「この画像は俺のもの!」ってのが早いもの勝ちになってしまうのかもしれません。これは危険ですね。
今回みたくCOPYTRACKを悪用してお金を儲けようとする人がいるのかもしれませんし、そもそもCOPYTRACKの公平性も少々怪しくも感じます。
画像の所有権という意味で言うと手っ取り早いのがNFTになると思うのですが現時点ではなかなか手を出しにくいですし。
とにもかくにも『画像の無断転載は避けよう』という教訓でした。すげー当たり前の事なんですけど。
(少なくともコピーライトやウォーターマークが入ってる画像はダメです)
僕は本当に伝えたい時には自分で撮った写真や画像を利用しますしアイキャッチとしては『いらすとや』を結構利用しています。
もう極論言うとAIに作ってもらったほうが良いかもしれませんね。
とにかくこういうサイトから連絡がきたら一旦調べてみようね!と言うお話でした。