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パフォーマンスを保つためにちゃんと休もう!〜マヂカルラブリーの働き方改革!

最近、お笑いのレベルって年々高くなっていると本当に思います。逆に言うと『お笑い』と言うものの格式がぐんと上がって高尚なものになったのかな?…みたいな。松本人志さんが高めたのか、松本さんに憧れた芸人が勝手に意識を高めたのか…それはわからないんですけれど、昔の芸人は「今の漫才はレベルが高すぎる」と口を揃えて言っているような気がします。それくらいレベルは上がり成功した芸人は人生が保障されるくらいまでの地位を与えられます。

その証拠に、お笑い芸人は賞レースで優勝するとその瞬間からマネージャーの電話が鳴り止まなくなり、以降1年間のスケジュールがすぐに埋まってしまうそうです。

これこそ賞レースの夢ですね。それだけM-1などの賞レースが価値のある大会になっていると言う事でしょう。

そういう時にインタビュアーが芸人さんに対して「これから忙しくなりますね」と問いかけ「いままでずっと休んでたようなものですからね。その分働きますよ!」みたいな返答をする事が多いと思います。

優勝するとバラエティー番組を“1周(ほぼ全局の全てのバラエティー番組に出演する)“するのが通例ですが、本当に忙しいみたいです。移動時間が睡眠時間みたいな事も多いそうで。(ただ、移動時間は番組の事前アンケートに回答する必要がある場合があるので必ずしも眠れるとは限らないそうです)

寝不足だとパフォーマンスが出せなくなるのはどの業界でも一緒です。パフォーマンスが出せなくなって面白いネタが書けなくなったりとか受け答えがおざなりになって「面白くなくなった」と思われては芸人としては本末転倒。

でも若手芸人からみると大御所が休んだりして穴が開いた時こそチャンスだったりします。普段なら出演できないような番組に出る事ができるかも知れせんからね。

そうなってくると、成功している若手〜中堅芸人として『誰が最初に(自主的に仕事を)休むか!?』のチキンレースをしているようで……。

その為、マヂカルラブリーさんは自身のラジオに売れっ子芸人をゲストで呼んで、一緒に休む日を決めてたりします。
裏で黙ってやれば良いものをこうやってラジオで公開することにやるよりネタ(番組の企画)になりますし休んだ後はエピソードトークも作れますよね。

Noda murakami

過去にこの企画には
・ニューヨーク
・東京ホテイソン
が参加しており番組内で3連休を約束しております。

なお、休み期間は“完全オフ“が義務付けられており、東京ホテイソンのショーゴさんはプライベートでボディビル大会に出場していたのですがTBSのラヴィットのカメラが(ちょっと)入っていた為に“仕事“とみなされペナルティーとして『もう1度ちゃんと休む事』が命じられたそうです。

最近では、おいでやす小田さんがゲストで呼ばれておりました。小田さんのスタンスは「今まで暇だった分、意地でも働くんじゃ!休むなんて甘えじゃ!」と息巻いているものでしたが、マヂカルラブリーの休み企画に呼ばれる事で「本当は休みたかった。ありがとう!」と言う状態になっていました。(ただ、小田さんは休みに屋久島に行くと最初に言ってしまった為、休みの日がラジオで決まると「どこ行くか言っちゃったらファン来るんじゃない?」と墓穴を掘っていました)

“働き方改革”が提言されてから日本は「休まないで働く」から「ちゃんと休みをとりながら結果をきちんと出す働き方」に変わってます。残業も少ない方が(結果を出せば)逆に評価される時代です。
ワークライフバランスってヤツですね。

マヂカルラブリーの野田さんはお酒も飲まないし女性関係もあんまり噂になってません。お金が沢山入るようになってから「使い方がわからない」とか「ふるさと納税をどこにするか悩む。金額が大きすぎる」とか庶民的な所があるんですよね。相方の村上さんの方は大酒飲んで“村上ガールズ“と遊んでます(最近ご結婚されましたが)

あと、野田さんが急に忙しくなった時に『有吉の壁』の収録に大遅刻しているんですよね。有吉の壁は出演する芸人も多いですからみんなを待たせるという事に相当な反省をしたのでしょう。そう言う所からも「きちんと働き、きちんと休む」と言う感覚を痛感したのかも知れせん。

かといって土日祝休みの9時5時で芸人が務まる訳はありません。深夜ラジオを持っていればそれもこなす必要がありますし、地方の仕事も多数あるので移動時間もバカになりません。テレビ番組だって放送時間の何倍も収録時間があったりします。
「でも芸人にも”有給”みたいな考えが合った方が仕事にメリハリが付くよね!」と言うマヂカルラブリーさんの考え、共感します!!

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