1年に1回ですね、今や演劇や脚本家で有名な「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」ことケラさんの音楽セッションがあります。
ケラと言う人は元々音楽家で、有頂天と言うバンドを結成しておりました。その後、劇団健康を立ち上げ、その後劇団はナイロン100℃となる訳です。
僕と有頂天と言うバンドの出会いなのですが、高校時代ですね。僕は高校時代は友達の紹介で色々な音楽を聴いていたんですが、友人抜きで初めて自分で見つけたバンドが有頂天だったのです。
が、その際、有頂天はすでに解散していました。
その後、ケラは「シンセサイザーズ」と言うバンドを細々、長々とやっています。僕も何回か見に行っていました。シンセサイザーズでも、有頂天時代の曲をやってくれるので嬉しかったんですよね。
で、今年の音楽セッション「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミュージック・アワー」が開催されました。で、登場バンドに、有頂天後期セッションと言う名前がありました。
有頂天は何回もメンバーチェンジをしており、僕が知ったのはその所謂「後期」なのでした。
今回の対バンは、ミンカパノピカ、アーヴァンギャルドと言うバンド。ケラはそれらを挟むように、シンセサイザーズと有頂天と言う感じの出番でした。
ライブと言っても、スタジアムツアーや武道館とかではありません。アマチュアも利用するバンド小屋です。
で、シンセサイザーズ、いつもは有頂天の曲をやるのですが、さすがに、今回はその後有頂天セッションがあるので、封印です。
と言う訳で、僕待ち望んだのは、有頂天。
僕が好きな曲を何曲もやってくれました!それもオリジナルメンバーで!!さらになぜか新曲までやってくれたのです。(これは噂に聞いていました。)
「オードリーヘップバーン泥棒」と言う曲はケラ本人を含めいろんなカバーがあるのですけれど、やっと本家オリジナルをライブで聴けました!感動!
そしてアンコール、なんと無口のジン(ドラム。有頂天時代は喋らないのが特徴でした。)がメンバー紹介!
1曲アンコールをやったあとMC。
「みんな、有頂天、有頂天って言うけれど違うんだよ。”有頂天後期セッション”なんだよ。名前長いけれど。」
「いつまでもセッションてのもね、って事でセッションはもう終わりです。」
ファンから悲しい歓声と共に、どこか期待感が湧きます。
「新曲もやったし、昔、有頂天再結成は無いと活字に書いたけれど、ゴメン。これからは、有頂天はバンドとして再結成します!」
これには物すごい歓声がわきました!!
って事で有頂天再結成です!
最後は本家、有頂天の「心の旅」で〆!
来年はレコーディングするとの事で、楽しみです。
いやー、年末に良いライブを観れた!!