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独身貴族の老後(一人っ子編)

会社で隣の席のママさんが月の半分ほど別のプロジェクトに行くことになりました。で、どんな感想か聞いてみると、仕事の話の前に隣の男性の話をしてきました。
「独身で父親の介護。母親は痴呆症が出ており病院から脱走する。会社にいる時が一番幸せだ。」と言っておりました。まさに介護疲れ。

僕は独身ですし、さらに両親が離婚しております。(共に再婚せず。)

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介護が必要になった時、親を僕が住んでいる関東に呼ぶか?と言う事も頭によぎります。でも、入院ならあきらめも付きますが、誰も知り合いの居ない関東で老後をすごさせると言うのも酷な話。

父方も母方も実家は北海道ですが、父親は長男なので、北海道に残り祖父と祖母を看ておりました。(祖父と祖母は他界。)
母方は兄弟が上京した後に、長男が家を建て、そこに祖父と祖母を呼んだようです。(祖父と祖母は他界。)

僕は北海道が好きなので「いつかは帰ろう」と思っています。ので、介護の為に北海道に戻るのも自分の人生だと思っています。

しかし、まだ東京でやりたい事が多い人も多いと思います。親の為に今の仕事を捨てて田舎に戻る。それは自分の人生と言えるのでしょうか?難しい所です。

この時代には姨捨山などありません。高度医学が進み、老人は長寿になっています。

親に育ててもらい、子を育てる。きわめて当たり前な動物の「種保存の法則」

ここずっと続いている、晩婚化、少子高齢化。

なかなか難しいものがありますね。

他人事ではありません。
あなたも私もいつか年老いて行くのですから。

少々湿っぽい話ですいません。

まぁ、生きている上で必ず経験しなければいけない事ですよね。

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