北海道に「やきそば弁当」という名前のカップ焼きそばがあります。このカップ焼きそば、少し特殊でして、捨てる茹で湯を使ってスープを作るんです。それがジャンキーでしてね。
同じく、中華調味料の有名なのには「味覇(うぇいぱー)」と言うのがあります。鶏ガラスープの素に色々混ぜてペースト状にしたものです。野菜炒めに入れても、ラーメンのスープに入れてもチャーハン作るのに使っても中華料理屋の味になると言うものです。極め付けは「お湯に入れるだけで中華スープに!」と言うもの。
まぁ、言って見れば中華の化学調味料の塊で俗に言う「中華料理店症候群(チャイニーズレストランコンプレックス)」の原因なのでしょう。
「お湯でスープか…」
最初に書いた「やきそば弁当」は基本的に北海道限定なんですよ。
こっちではなかなか手に入らない。そんな時はペヤングです。(最近、また発売して良かったです。)
その茹で湯をマグカップに入れ、味覇を入れるとあら不思議。やきそば弁当のスープの完成です!
と、言うジャンキーな食べ方をしていたんですけどね。
味覇切らしちゃいまして、また新しい味覇買ったんですよ。
でも、なんか味が違う。ジャンキーなパンチが足りないんです。
実はネットで知っていました。本当の後継者は「創味シャンタン」だと言うことを。
って事で気になったのですが、やはり美味しいです。創味シャンタン。ジャンキー。
なぜ、この様な事になったかと言うのは販売代理店の横暴と言うか勝手に違う成分でチューブ式を出したのに製造元の創味食品が激怒し、「なら、自分達で売るわ!」となった模様。
スーパーに行くと分かりますが同じサイズよ味覇と創味シャンタンが並んでいたりします。
成分もちょいと違います。販売者と製造者がちゃんと分かれているのがポイントですね。味覇は元々創味食品のものですよ。念のため。
うーん。
まぁ、中華ジャンキーは数多くいるので、長い時間の中で認められなかったものは淘汰されていくのでしょうね。
では。(創味シャンタンのスープを飲みながら。)