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軽減税率が与えるシステムへの影響

消費税10%を目前に、今、軽減税率と言うキーワードが出ていますね。
これは、今まで、すべてのものが一律の消費税率であったのに対し、食料品など、生活に必要なものは税率を下げましょう!

というものです。

他の国ではすでにこの制度があり、運用されております。

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まぁ、もともと間接税としての消費税って僕が子供の頃はなかったんですよね。
調べてみたら平成元年である1989年から消費税がスタートしたみたいです。最初は3%でしたねぇ。懐かしい。
内税(消費税込み価格)、外税(この金額対して消費税が付加される)などあり、買い物の時に消費税がかかって財布のお金じゃ足りなくなるなんて事も当初はあったみたいです。

ちなみに知らない人も多いかもしれませんが、年間売上1000万円以下の事業者は消費税を国に入れなくてよいので、僕たちに消費税を要求する事はありません。

で、僕はシステムエンジニアなので、実装とか考えてしまうんですよね。

まぁ、実装は簡単です。

品目マスタテーブル(仮にMATERIAL)
税テーブル(仮にVAT)

の二つのテーブルを用意します。

VATテーブルには、
税コード,税率,開始日,終了日を持ちます。

たとえば、

V8, 8%,2014/4/1,9999/12/31
V10,10%,2015/10/1,9999/12/31

みたいなデータを格納します。
そしてMATERIALテーブルの項目に「税コード」と言う項目を作りVATテーブルとリンクさせれば終了です。
VATテーブルは、開始日、終了日を持っているので、税率が変わっても、メンテナンス可能ですし、遡及計算もできます。

うーん簡単。

と思っていたら興味深い話がありましてね、牛丼屋で、牛丼をその場で食べると10%、持ち帰ると食品扱いで8%になるというものです。ほへーってな感じです。

まぁ、牛丼チェーン店では、店内と持ち帰りで品目コードを変えていると思うので、問題ないと思います。
仕訳は、

[店内] 現金  550 / 牛丼       500
仮受消費税 50

[持帰] 現金  540 / 牛丼       500
仮受消費税 40

だと思うのですが、店内でも食べて帰り際に「持ち帰りもちょうだい。」って言われたらどうなるのかな?って思ったんですよ。

[店内+持帰] 現金  1090 / 牛丼       1000
仮受消費税 50
仮受消費税 40
みたいになるのか?仮受消費税は90で切っていいのか?それとも仮受消費税と言う費目1つではなく分けないといけないのか?

…。
僕はそういう飲食店のシステムは作ったことないですけれど仕訳だけには注目しておかないといけませんね。

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