なんてったってSMAP

先週にSMAP解散報道があり、2016/1/18日のSMAPxSMAPの内部を一部生放送にして、やはりSMAPとして継続していくと言う会見をしておりました。

いつもはセンターのはずの中居正広さんは右端に行って、センターは木村拓哉さんでした。

ネットでは色々な憶測が飛びます。

・元から出来レースだったのでは？
これですが、以前にも解散問題があったりしたので今回は本当だと思います。また、会見で、草彅剛さんが「木村くんが、社長に謝罪させてくれる場を設けてくれた」とあるように、これは出来レースだけでは発言されないと思います。

・木村拓哉さんだけ、ネクタイが白。他の4人は黒（黒スーツなのでまるで喪服です）。
これって、なんかこれからのSMAPの絶対リーダーをキムタクにシフトしたんだと思うんですよ。中居さんはもう憔悴したというのがぴったりの顔でした。

誰が悪いのか？もともと、今回の騒動はなんだったのか？

架空の会社株式会社ジョビジョバに例えて、書いてみます。

株式会社ジョビジョバはみなさんに女性向け音楽を販売する業者です。また、タレント派遣業も行っております。
株式会社ジョビジョバは社長のジョビーさんの手腕もあって、色々な音楽を販売し、タレントを生み出します。会社もどんどんでかくなっていく。
ジョビーさんも新しいグループ（課）を創設する為に、右腕だった飯島さんを課長に任せます。そのグループ(課)に入ったのがSMAPです。スポーツも音楽もできるアイドルという意味で、SMAP（Sports Music Assembled People)と命名しました。
SMAPは成功しました。ジョビーさんもこの成功に乗って、後続のグループ（課）を作りますが、いまいち売り上げが上がりません。赤字部門も多数です。
でも、飯島さん率いるSMAPは稼ぎ頭でした。後続にヒットが少なかったので、SMAPは後ろから追いかけられることもなく、先輩はもう重役になってしまっていたので、前もいない。独走状態です。SMAP課の売り上げで他の事業部門も持っていた時期もあります。
その中で、メンバーの木村さんが結婚します。基本的に、商品のターゲットは女性なので、結婚となると売り上げが下がるかと思えば、そんな事も無く売り上げは倍増。飯島手腕、恐るべし。
そんな課は職制改正もせず25年も継続しました。ロングセラーです。彼らも、若いうちから仕事をしているので、もう40代。中年です。
そんな中、ジョビーさんの妹のジョバーさんと飯島さんとの確執が勃発します。所謂、「派閥争い」です。ジョバーさんは、社長のジョビーさんとは兄弟なので、同族経営が可能です。飯島さんは、所詮他人。
ジョバーさんからネチネチ言われ、飯島課長は疲れ果ててしまいました。
そんな中、SMAP課で飲みに行きます。
「私、疲れちゃった。25年間やっても、何も変わらない。私たちも歳を取ったわ。あなたたちも、少し疲れたんじゃない？私、課を解散させて退職して独立しようと思ってる。あなたたち、どうする？」
「僕は飯島課長に育てられて25年。飯島さんが辞めるなら僕もやめます！」
「僕も！」
そんな中、「ちょ、まてよ。」木村さんです。
「俺、結婚して妻帯者だぜ。独立なんて怖くてできねーよ。それに俺、ジョバーさんとも仲いいから、お歳暮とかちゃんと送ってるし。このまま、この会社の重役になろうと思ってるんだよね。」
「なら、木村さんだけ残りな、僕たちは楽になる。」
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と、報道されたのですが、SMAPはもう大銘柄になってしまいました。日経225の銘柄に乗っていてもおかしくない状態。自分たちだけで勝手に解散できない状態になっていたのです。
自分たちで、解散もできない。でも、啖呵は切ってしまった。困る4人。
そこに「木村さんが、ジョビーさんに謝ったら会社に戻ってSMAPやってもいいてさ。俺が口利きしておいたよ。」
SMAPを辞められず、戻るためにはジョビーさんへの強制的な謝罪。「俺、何悪い事したの？」ってなもんです。
ちなみに、ジョビーさんは89歳。棺桶に片足突っ込んでます。
これにより、SMAPは存続しますが、派閥争いからは完全に離脱です。唯一木村さんだけがリードできる。つまり、SMAPの課長となる訳です。飯島さんいないんだからな、俺が課長だよ。いう事聞けよな。