1月末、長らく円高の方向に向かっていたドル円と日経平均株価に大きな動きがありました。
1日の中で大きく金額が上下したので所謂「マネーゲーム」をやっていた人は体力(資金)がなくなって痛い目にあった人もいるのではないでしょうか?
さて、日銀の黒田総裁(通称「黒ちゃん」)の行った今回の施策とは「マイナス金利」と言うものです。
普通、銀行にお金を預けていると、金利、所謂利子が付きます。正直、利子がつかないと銀行に預けている意味がないくらいです。(利便性の話は別として)
「え?金利がマイナスって事はこっちが利子を銀行に払うの?」と言う事になります。げげんちょ。
だが、ご安心を僕たち庶民が銀行に預けている分にはマイナス利子がかかりません。当たり前です。
僕たちは日本銀行の口座を作っている訳ではないですからね。
今回のは「日銀のマイナス金利」です。日銀に預金している金融機関(銀行など)にマイナス金利が適用される訳です。
その結果、金融機関は日銀に資産を預けるのではなく、株式などの資産に投資するように変更するように動きます。
海外の資産に投資したり、国内株式に投資したりするようにポートフォリオが変わったので、円安や株式高になっている。今回の「日銀のマイナス金利」とはそういう奇策のようです。
ただし、日本銀行としては、ダメージを受けると思います。今回のマイナス金利は一時的なものだと思いますが、これからが黒ちゃんの手腕の見せ所ですね。
しかし、FXやってたらロスカットされてたろーなー。なんて思ってます。