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AlphaGoに見る、人工知能の可能性。

世界の囲碁のプロと、Googleの「DeepMind」チームが作成した囲碁AIであるAlphaGoが対戦して、AlphaGoが4勝1敗と言う結果になったとニュースでやっていました。

「ついに、囲碁の世界もAIが勝つのか…。」と思ったのですが、そこまではある程度想定内でした。しかし、そのあとの一言でびっくりしたのです。

それは、「これで、AlphaGoが世界ランキング2位に入りました。」と報道していた事です。

「え?ソフトが世界ランキング2位?」と言う点にびっくりしたのです。

例えば、これが「コンピュータ囲碁ソフトランキング2位」ならわかるんですよ。
いろんなソフト会社が自社のAI、自社のロジックで囲碁を競うならわかるんです。

でも有人のランキングの中にコンピューターの「ソフト(厳密にはハード込ですが。)」が入るというのはものすごく違和感を感じます。

例えば、このソフトの開発チームである「Google DeepMind」が「世界ランキング2位」に入るんならまだ納得できるのですが…。

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と、言うのも、「もし、AlphaGoとAlphaGoを対局させたらどうなるんだろう?」って単純に思ったからです。もちろん、DeepMindチームはAlphaGoの思考パターンを考える為にAlphaGo同志を戦わせているのだと思います。

でも、もし、世界ランキングにAlphaGoが2人以上出てきたら「世界ランキング」と言うかもう、それは個体ですよね。人工知能の。
生まれた時(リリースされた時)は、同じAlphaGoかもしれませんが、対局パターンを学ぶたび(Deep Learning)に個性・癖が出てくる…。人間と同じですね。

今は囲碁(それでも凄い)までですが、DeepMindのコンピュータは人口知能にルールを教えてそれを繰り返し練習させて勉強させると言う方式なので、例えばバーチャファイターみたいなゲームなら、誰もかなわなくなるでしょう。

なんか、そういう未来を考えると、技術的特異点(シンギュラリティ)が2045年頃発生するというのもうなずけるような気がします。いや、もっと早いかもしれません。なんせ、こういう技術は指数関数的な進化を遂げるからです。

2045年問題の予想

SF的な夢があるのと同時に、前々から言われている「コンピュータに操られる世界。」が現実化して、ちょっと怖くもありますね。

ひとつ言えるのは「コンピューターによって失われる職業」に「プロ棋士」がランクインする事ですね。

こちらからは以上です。

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