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「巻き戻し」は通用しない?

「巻き戻し」、当たり前のように使っておりますが、最近の若いひとには「巻き戻し」がわからないそうです。なんででしょうか?

僕の世代は音楽はカセットテープ、動画はビデオテープ、とテープを使っておりました。なので、早く送ったり、(テープを)巻き戻したりして、進めたり戻したりしていた訳です。

しかし、昨今、ビデオテープの生産終了の話題にもあったように、テープと言う記録媒体が一般的ではなくなってしまいました。今は、CD,DVD,Blu-Ray,HDDレコーダーが主流です。という訳で、「何を巻いているの?」って話になってしまっているんですよね。

そうすると、何と言うかと言うと、「早戻し」と言うそうです。確かに、「早送り」するなら「早戻し」ですわな。その方が理にかなっている。「テープもう一回巻き戻して見よう。」ではなく「早戻しでもう一回見よう」に変わるわけですね。

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昔はテープは熱には弱いし、同じところで一時停止をしているとテープが切れる可能性もありました。今は記録ディスクなので、そういうのはないですね。デジタルなので、何回見ても劣化しないですし。

時代は変わりましたね。でも、今でもプロの現場ではテープが使われていると言う話ですし民間用のテープはなくなったかもしれませんが、まだまだテープが残っている場面もあるようです。何より。

それにしても、「巻き戻し」でも何となく意味が通じそうな気がしますが、存在しない以上、いまいち理解できないのも事実。難しい所ですね。

まぁ、セロテープは巻き戻しできないですし、「テープを巻き戻す」と言う言葉は死語になってしまったようです。なお、「死語」自体が死語になっていると言う世界なので、何とも言えませんが。

さて、これから甥っ子、姪っ子とアニメを見るとき、「早戻し」と言われてもすぐに戻せるように僕たちが「早戻し」と言う言葉を覚えておきましょう!

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