ブロガー(の中でもプロブロガー(自称含む)と呼ばれる人々)とかが「紙の本も出してます。(出版してます。)」とかって言う事が多くなりました。
やっぱりネットの世界でブログを書いているだけではなく、「実際に書店に並んでいる本を書いている!」と思えば「すごいなー!」って思ってしまいますよね。
その時、そのブロガーが”作家”と言う肩書をつける事がありますが、そういうのを見るたびに僕は「ちょっと違うんではないか?」って思うんです。
それは、漫画家とか小説家とかみたいに独創性のある本を書き上げている訳ではないからです。
つまり、「ブログで生きていく100の方法!」「アクセスアップのための有効な55の方法!」とか、「絶対に幸せになれる時間の使い方!」とかのノウハウ本や自己啓発本は書けると思うんですけど、小説やエッセイ集とかは書いてないんですよね。
書けて新書レベルです。(僕は新書も好きですが。)
僕は自己啓発本を書いている人は”作家”ではないと思うんですよ。少なくとも”小説家”ではないです。ブロガーとして生きて来てその内容や結果をまとめて書籍化しただけと言う感じ。確かに、それを考え出す事は創造性を必要としますが、実生活にリンクしているので、フィクションが書けないような気がしているのです。
また小説家とか漫画家がブログをやっているケースもあると思いますが(ごく少数だと思います。)そういう人は肩書きに「ブロガー」なんて書かないですからね。副産物みたいなものです。(まぁ、一時期有名人ブログの内容を書籍化した本はありましたが最近は見ないですね。)
ブログを更新して収益を得て生活しながら、小説も書いて出版しているのであれば肩書きに「作家」をつけても良いと思いますが、ノウハウ本や自己啓発本を書いて「作家」ってのはなんか違うのではないかなぁって思うんですよね。(恥ずかしくないかなぁ?って思ってしまいます。)
ただの僕の僻みかもしれませんが。
なお、僕のブログのカテゴリーには”小説”(テキストカテゴリの下にあります。)がありますが、それは本当にネットとは関係のない”小説”です。できれば読んでいただければ幸いです。(ちゃっかりと宣伝しておきます。)
僕も小説(ちゃんとした物語)を書くのが夢だったりするんですよ。父親が読書家なので、父親が生きているうちに僕も紙の本(ちゃんした小説)を出してみたいと言う夢もあるんですよね。
やっぱり紙の本ってのは文章を書く人にとっては夢なのでしょうね。