福本先生の作品「賭博黙示録 カイジ」のスピンオフ作品「中間管理録 トネガワ」が面白いです。
単行本が発売された時にネットで話題になり、「これはどこまで攻め込んでいいのか?」などと言われていた作品。
スピンオフだけど作者は別。でも、福本伸行先生の公認なので安心して読めます。(流石に非公認だったら出版は不可能です。)
内容はカイジに出て来た冷血な利根川(「金は命より重い!」の名台詞で有名)の日常を描いたギャグ漫画。はい、完全に笑わせにかかってます。あの絵柄で笑わせにかかってます。
会長のワガママに付き合い黒服の面倒を見る。まさに中間管理職。が、それが面白い!
カイジを読んでいるとかなりのギャップと原作のdisりが爽快ですが、原作未読でも雰囲気で楽しめると思います。
最初話題にはなったのですが1巻、2巻を読んでいて「これ、ネタが続くのかな?」って心配していたのですが現在4巻まで発売していて、面白さはパワーアップしている模様。ネタはまだまだ残っていますね。
結婚式のエピソードなんて声を出して笑ってしまいました。
どうにも、「このマンガが凄い!2017」のオトコ部門の一位になったそうでこれからも勢いは衰えないと思います。
本当にあの「地獄黙示録 カイジ」の絵柄(福本先生独特の絵柄)をベースにギャグをやっちゃうのですから最高です。
「カイジ」を読んでいた人が読んだら確実に笑えると思います。僕も「カイジ」はカプセルホテルなどに併設されているマンガコーナーで読んだ程度でそんなに深くは読んでいませんが、本当に「中間管理録 トネガワ」面白いです!
オトコ部門1位と言う事で、さすがに、女性には(絵柄も含めて)とっつきにくいと思いますが、あなたが、オトコなら!それも成人しているなら(さらに言うとサラリーマンなら!)、ぜひ、読んでみる事をオススメします。
あの利根川が中間管理職として働く現場はサラリーマンそのもの。
ぜひ、ご一読を!!