昨日(かな?)テレビを見ていたら、バブル特集がやっていました。バブルの時代に流行ったもの。バブル時代の常識など。
確かに、「金なら唸るほどある。」バブル時代。それを過ごせたのはいい経験かもしれませんね。
ちなみに、僕が会社に入社したのは1993年。バブルが崩壊した翌年です。僕は高卒だったので、最初希望していた会社から突然「今年は高卒を採用しない。」と言われて、慌てて別の会社を探して入社したものです。(結果的に、それが良い結果だったのですが。)
僕が入社した頃はバブル景気は終わっていましたが、「バブルの残り香」は残っていました。タクシー券が使えたり、社内預金の利率が10%(!)だったり。
しかし、バブルは見事に崩壊してしまい、借金を背負った人も多いと思います。
それから時代は変わり、現在は低所得が当たり前の時代になってしまいました。(富裕層と貧困層が明確に分かれてきている感じ。)
でも、バブルが無くなったとほぼ同時にインターネットが普及し始めているのです。
そして、iPhoneの日本上陸とともに、スマホブームが一気に起こり、今では電車に乗っているとほとんどの人がスマホをいじっています。
最近の若い人は家にパソコンはないけれどスマホがあるから十分と言う人が多いみたいです。僕の後輩もそうでした。(正直びっくりしましたが)
スマホでは色々な音楽が聴けるし、(基本)無料のゲームもあります。急速なSNSの発展により、昔では到底考えられなかった友達の繋がりも増えてきています。
バブルを経験した人は今50代位だと思いますが、スマホはいじっていても、若者のリアルなSNSには参加できません。結局、おねーちゃんの店の営業メール(LINE)を受け取るツールですね。
あとはおぼつかない手でゲームでもしているのでしょうか?まぁ、LINEで変なスタンプ買って飲み屋で自慢する程度です。
バブルはないけれど、今はインターネットやスマホがあります。バブル時代はDVDもないですし、テレビの録画も面倒。携帯電話も一部の人しか持てなかったですし、その電池も数時間しか持ちませんでした。(僕が初めて買った携帯電話は待ち受け6時間でした。なので交換バッテリーを複数持つのが一般的だったのです)
今では考えられない生活をバブル景気の人は過ごしていたのです。なんぼお金があっても、ちょっとかっこいい家に帰ってテレビ(ブラウン管!)を見る程度。
EDMのライブなんてないし、ジュリアナ東京と言う場所で、派手な服を着て扇子を振る生活。
女性優位の社会でアッシー君(車を持っている男性をタクシー代わりに使う)やメッシー君(高級料理を奢って貰う。)が居たものです。もちろん彼らはそれ以上の関係はありません。まぁ、金が余ってたからあんまりイケてない男性もお金を使えばそれなりに美人と接点を持てたのでしょうね。
どっちが良いとは言えませんが、いつの時代にも生活を明るく(便利に)してくれるものは存在するものですね。
これから2020年の東京オリンピックに向けて、またこの国はどんどんと変わっていきます。
AI(人工知能)の発展もめまぐるしいものがあります。僕たちの仕事は何処までコンピュータ化されるのでしょう?
あと、10年後、僕たちはどんな生活をしているのでしょうか?少し楽しみでもあります。(そこまで生きていたら。)