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バンド再結成はお金儲け?

僕が大好きなバンド「有頂天」が去年、再始動し、今年の12月になんと26年ぶり(!)のニューアルバムが届きました。四半世紀以上です。その間に生まれて、成人して、下手したら結婚して子供もいる期間ですね。

僕も楽しくニューアルバムを楽しませてもらいました。メンバー全員50代。でも、有頂天らしさがあってヘンテコでニューウェイブ。非常に良かったです。

Uchyo

同じく僕の好きなバンド、ユニコーンも再結成をしており、再結成後も積極的にアルバムを出しています。

ライブでは勿論、昔の懐かしい曲をやったりと盛り上がるポイントは設けているのですけれど、基本はニューアルバムからの曲がメインとなります。そうですよね、新しいアルバム出しているんだから、ライブはその曲がメインになるのが当たり前です。

僕が”嬉しくなる”再結成ってそういうバンドなんですよね。

逆に「?」と思う再結成って、「震災復興の為に立ち上がった。」とか「今の時代だからこそ再結成した」とかなんです。

勿論、否定はしませんが、10年から20年経って、昔流行っていた曲をやるだけってちょっと悲しく思います。確かに盛り上がるんでしょうけれど、「ちょっと老けたなぁ。」なんて思ってしまいます。(女性バンドだとなおさら。)

TVのエンタメニュースとかで「xx再結成!」とかやっている場面は僕が1980年後半から1990年前半に聞いた曲をやっているだけなんですよね。なら、当時のDVD見るわ。ってなります。
「あぁ、あのバンドの新しい音楽が聴けるんだな!」って言うワクワクがないんです。

だから、よく「再結成は金儲けのため」なんて音楽業界では比喩されます。音楽性や仲違いで解散しているのだから、再結成なんてよほどの事がない限りできないはずです。ロックスピリッツがあれば、「金のために再結成なんてカッコ悪いぜ!」ってなる筈なんですよね。

勿論、「また、音楽がやりたくなってきた。」とか「仲違いが時間を経て無くなった。」とかがあって再結成するのは全然OKなんですよね。それで新曲引っ提げて再結成するのだから、新曲を発表するにはそれ相応の覚悟が必要です。「あぁ、再結成したけれどなんか曲調変わっちゃったなぁ。」とか「なんかダメになった。」なんていう辛辣な意見だって出るのが当然なんですよね。

だから、ユニコーンが再結成して「WAO!」を発表した時には「あぁ、ユニコーンが帰ってきた!」と新曲を聴いて思えましたし、Hi-STANDARDの新曲ゲリラ販売とかには驚かされたものです。

まぁ、何が言いたいかっていうと、再結成して昔の曲をやるのは「安牌」だけれども、再結成したんだったら昔の曲ばっかに頼ってないで、新曲出しなよ、と。
だから金儲けって言われるんですよ、と。

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