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ハプニングバー潜入記

※この記事は体験記を示したものであり、エログロなどの表現は書いておらず、そう言う店を助長する目的ではありません。

BARの常連さんが、某都市(近い)で飲み歩いた挙句、フラフラ歩いていたらハプニングバーに行っていたと言う話をしていました。
僕はそういう店は、そういう嗜好のあるカップルが行くところで一人では入れないと思っていたのですが、その常連さん曰く「そんなことはない。」との事。

で、俄然興味が湧きましたので、ネットで調べて行ってみました。某市のG(仮名)と言う店です。
近くまでのマップは出ています。そこから電話をして具体的な場所を案内されると言うシステム。

電話に従って歩いて行くと、歓楽街のすぐそばからちょいと外れたビルの上の階です。もちろん、ビルの入り口には看板など出ていないです。実際に上に上がって見てドアの入り口に「会員制」と書かれた看板があるだけ。それだけでは、会員制のBARと勘違いしてしまいそうです。

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「あの常連さんはどうやってこの店を見つけたのだ?」と思いながら入店。同意書と共に身分証明書の提示がなされます。僕は運転免許証を出したのですが、コピーや番号をひかえると言う行動がなくて一安心。

で、そのあと、ロッカーに貴重品などを入れます。スマホの持ち込みは禁止との事でスマホもロッカーに入れました。秘密厳守ですね。

まずはカウンターでお酒を飲みます。ハウスボトルのウイスキーや焼酎、ソフトドリンクは無料(飲み放題)のようです。あとは時間も特に閉店まで制限がないとの事。これは店によって違うようで、店によってはお酒にお金がかかる場合があるとの事。(その店のお客様から聞きました。)

僕が入った時は男性5名に女性2名。女性はお世辞にも綺麗とは言えませんが、非常に気さくな感じでした。

タバコも自由に吸えて、カウンター以外は、平地にソファーを置いた感じで非常にリラックスできます。

そのうちに、あるカップル(その場で成立したと思われる)が、二人で奥の方へ向かいます。しばらく帰ってきませんでした。まぁ、そういう事です。

ちなみに、僕が行った店はトイレに行く間に間取りがわかり、トイレの他にシャワールームと、そういう部屋が2つありました。

結果的に、女性はみんな帰ってしまい、男性のみになりました。終電が終わった1時頃が1つのポイントと言っていたので、そこまで粘りましたが、女性は現れず。男性の数名は酔った結果寝ていました。

僕は2時前に退店しました。

ウィスキーとソフトドリンクを交互に飲みましたが翌日にひどい二日酔いがなかったので、そんなに程度の悪いウィスキーでは無かったと思います。

僕はたまたま半額デーに行ったので、そんなに痛い出費にはなりませんでした。で、閉店までずっと延長料金なしで、基本飲み放題です。
そして、うまくいけば女性との出会いがあるかもしれない。

酒飲みに徹底すればコスパが良すぎる店ですね。
正直どうやって利益を出しているのかちょっとわかりませんでした。入店時に払うお金以外に追加請求がないので、ビジネスモデルがまだ理解できずにいます。

ただ、人当たりの良い店長は「できることなら、楽して金儲けしたい。」と言っていたので、まだまだ発展途上の店だったのかもしれませんね。

どこまでグレーゾーンな店なのかはわかりませんでしたが、僕が知っている限り、何かを違反するような感じはしませんでした。(自由恋愛なので風営法には入らないはず。)
ただ、限りなくグレーな感じの匂いがするお店であった事をご報告しておきます。

ー2回目の訪問

時間があったのでもう一回行ってみる事にしました。19時に来店して、それからずっと男性のみ。男性客もこの店は初めてだが、他の街のこう言う店には行った事がある模様です。
しばらくとお酒を飲みながらまったりとした時間が流れました。
基本的に、男性・女性が混合していても、ただ談笑しながらお酒を飲むだけではただのBARです。健全。
ただ、女性客が一人でこう言う店にくるのにはそれなりの理由があるのでしょうね。
今回は、22時を過ぎた頃からカップルが来店。どう言う関係なのかは全く知る吉もないですが、奥のソファーへと並んで座ります。

僕たちは男性たちで談笑をしていると、女性の喘ぎ声が聞こえて来ます。露骨にそこまではしていないですが、奥の個室に入らずにそこでラブラブし始めた模様。他のお店に行った事があるこの店の新規さんも「え?ここで始めるの?個室行かないの?」と少々驚いておりました。

その後きた女性もこの店で男性と待ち合わせしていた感じでした。カップルと言うよりはお互いに常連っぽい感じ。その時は、他の常連ともお話ししていたので、新規客の我々は入る余地なし。

しかし、客層を見ると、スーツを着込んでロマンスグレーの感じのいかにも会社では結構な役職がついていそうな人も数人。(おそらく姿格好から、部長職以上だと思います。)

1組のカップルはかれこれ2時間近くイチャイチャしてますし、紳士も深夜1時頃を超えた頃に、「あぁ、今日はあの人とあの子の間には入れないな(カップル以外で来ていた常連客)と思った模様で明日もあるので離脱。

その紳士が帰るそぶりを見せ始めた所でさっきまで普通にいた女性が下着姿になったので、そう言う事なのでしょう。

僕と新規で来た人(同業者でした。)は完全に蚊帳の外。ちょっと強く割り込めば何か変わったのかもしれませんがこう言う店で、それは紳士的ではないと判断。

結果、ふた組のカップルが本格的におっぱじめる前に僕も撤退しました。
あまりにも凄い世界を感じたので、家に帰る前に行きつけのBARによってビールを飲んで世界を「あぁ、帰って来たんだ。これが普通。」とリセットして帰宅しました。行きつけのBARは本当に普通のBARなのでそう言う下心リセットにも役立ちました。

僕は、そう言う雰囲気になったら個室に入って事を済ますと思っていたのですが、お客様が少なくなったからか、その場で2カップルともおっ始めようとする雰囲気だったので。

「あぁ、今日も僕にはハプニングはなかったけれど、お店にはハプニングがあったんだな。」と確認して、「俺がくる場所ではない。」とちょっと思いました。

ハプニングバーは完全にグレーな世界です。
でも、ニュースではハプニングバーの摘発のニュースもあります。

僕が行った店はどちらなのだ?と思い調べて見ると、どうも、他のお客がいる状態でわいせつ行為をすると、公然わいせつ罪になるようです。店によっては、個室と言いながらマジックミラーになっていたり覗き穴があったりすると公然わいせつ罪が適用されるとの事です。また、お店としては、公然わいせつ幇助罪が課せられます。

僕が行った店は、個室は完全個室で覗き穴とかなかったので安心していましたが、今回、まさに公然わいせつが行われていた訳です。個室でやれよ!と言う気持ちもしましたが、人に見られるのが興奮する。と言う公然わいせつを真逆に行くような性癖な人がいて、そういう人たちの店なので仕方がないのかもしれません。

僕は1回目の退店のきっかけは男性2人組が入って来た時です。マスターが丁寧に説明していました。その時は女性はいませんでしたが。
僕は、時間もありましたけれど、警察のガサ入れで来ているのではないか?と思い退店しました。

2回目も二人組の男性サラリーマンが来ました。話しているうちにこれが警察の囮だとしたら相当な役者だな、と思いましたが、イチャイチャカップルが来る前に帰ってしまいました。

やはりグレー限りなくブラックな気持ちでいるから勝手にそう言う意識をしてしまうんですよね。

最初に書いた通り、この店でわいせつ行為が行われていなければただのBARなので、違法性はありません。

ただ、2回目で感じたのが、明らかな公然わいせつ(第三者がいる場でわいせつ行為を行う)が行われていましたし、思ったより単独の女性が来ないんだなぁ。と思ったからです。

僕も仲良くなって個室に入るのであればラッキーとは思ったでしょうが。平場で不特定多数の前でそう言う事をする趣味はありません。

また、警察も摘発するためには現場を押さえないといけない(現行犯逮捕)ので、今日みたいな公然わいせつの時にガサ入れがあったら捕まるんだろうなぁ。と思ったので。

確かに、世の中には色々な性癖があり、それ用の風俗店があります。でも、それは基本的に男性用に作られており、女性の欲求を満たすと言う意味ではこう言う店が手っ取り早いのかもしれません。

1回目の時点では、そういうワクワクを期待して、不発に終わったので、もう一回行って見た訳ですが、明らかに公然わいせつが行われていたので少々引きました。
もちろん、刑法抜きにすれば、そういう乱れた性がこの店の本当の目的であると思いますが、少々僕には敷居が高かったかな。あと捕まるのも嫌だし。

と思った訳です。
もし、興味がある場合、さすがに行って見ないと何もわからないのは事実ですが、「ハプニングバー 摘発」で検索し少々事前情報を入れておいた方が良いと思いますよ。

店によってはグレーどころか真っ黒(店内でお金の授受を行い行為を行うなど)の店もあるので注意。

個人的には警察のお世話になる可能性がある店である事がわかったので、もう行くのはやめようと思います。


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