よく、読書家や作家の人が「家の書斎を見られるのが恥ずかしい。裸を見られた方がましだ。」なんて言いますが(アメトーークの「読書芸人」でも同じように言っていました。)
最近、僕にも確かにそう思う出来事がありました。
僕は行きつけのBARでたまに自分のiPhoneを使ってDJもどきの事をします。行きつけのBARは有線ではなく、マスターのiPadに入っている曲をランダムで流すシステムに成っているので、お客さんが少ない時などに、「ちょっとこの曲聴いてよ。」てな感じでiPadから僕のiPhoneに繋ぎ変えて鳴らしたりします。
そうすると「よく、そんな曲知ってるね。」とか「そう言う曲も持ってるんだ。」と言われたりして、ちょいと嬉しくなります。
まぁ、これは”自分が発信する”からいいんです。”自分が聞いてほしい曲を流したい”から。DJにはそういう思いが多いと思います。
さて去年の事ですが、行きつけのBARでできた友達連中が僕の家に来たことがありました。
なんか仲良くなりすぎて、BARを中継しないで、友達になって僕の家に来たりするんですよね。
で、その中で友達が、僕のCDライブラリを見ながら、「へぇ、こんなのも持ってるんだ。」「あ、xxだ!懐かしぃ。こう言う世代だったんですね。」「あ!この企画物も買ったんですね!」なんて言われる事がありました。
僕は内心「早く、興味を別の方向に持って行ってくれ!」と願っていました。
まさに、自分の裸を見られるような感覚だったのです。
男性として、見られて一番辛いのは「AVライブラリ」でしょう。見れば、その人の性癖がわかっちゃいますからね。
美女好きだったり、巨乳好きだったり、熟女/ロリコンだったり、強姦物が好きだったり…。
それと同じような辱めを受けるのが自分の趣味のコレクションを覗かれる感覚です。
と、書いていて思ったのですが、自分のコレクションって自慢したいですよね。「どうだい、見てくれ、このコレクション。凄いだろ!?」と。
ギターコレクションとかは見てもらっても全然良いんですけど、音楽と本だけはちょっと違うんだな、隠的な部分なんだなぁ。と再確認しました。やっぱり実際に恥ずかしかったからです。
そう思う僕はまぎれもない文系なのかもしれませんね。
※ちなみに我が家にエロDVDは存在しません。全部処分しました。今は全部ネット(有料)で見ております。なのでライブラリがバレる心配なし!セーフティー!!