はじめに
僕は朝は日テレのTVをつけて(集中して見ているわけではないです)支度をします。一通り支度をしたら、タバコに火をつけネット巡回をしながら耳でテレビの音声を聞く、なんて生活をしています。そして何か耳に入ってくるような話題だったらその時だけテレビを見る、と言う感じです。朝のニュースは1分〜3分程度で1ブロックなのでついつい見過ぎてしまうこともありません。
そんな時、現代の若者の待ち合わせの仕方について特集をやっていました。今日はそのお話。
携帯がなかった頃
昔は待ち合わせって言うのは本当に難しかったんです。なにせ携帯電話もない時代ですから。僕の高校時代は学校の帰りに「○○(場所)で15時に待ち合わせね」なんて話をして帰ってました。まぁ、それが市内であれば、だいたい場所はわかりますし、学校が終わった後なので寝坊で遅れるとかもなかったんですよ。なので、まだ大丈夫でした。
でも、休みの日とかに「札幌(僕の田舎から一番近い都会でした)に行こう!」なんて話になると駅で待ち合わせる事になる訳です。
当時は電車も1時間に2本とかだったので、待ち合わせ時間にちゃんと全員集合しないと次の電車が30分待ちとかになってしまいます。僕は待ち合わせには早めにいく方だったのですが、遅刻癖がある友人もいて、時間になっても来なくて、「とりあえず次の電車まで待つか」みたいに待つ事が多数ありました。
実は北海道と言うのは待ち合わせで待てる限界時間が都道府県トップらしく、僕たちも1時間位は平気で待っていたものです。確かに、待つ事に疑問はあまりありませんでしたが冬の北海道は雪もひどくて、今思い出しても「よく、あんなに寒い中ずっと待っていたなぁ」なんて思ってしまいます。
携帯電話登場!
上京して社会人になって数年すると携帯電話が登場しました。これで基本的に待ち合わせに遅れそうになると連絡が可能になったのです。
当時、北海道から上京してきた友人たちは、神奈川、埼玉、千葉に分かれていたので待ち合わせ場所はみんなが住んでいる所からほぼ同じ距離にある秋葉原になっていました。別にどこにいくのでもとりあえず待ち合わせ場所は秋葉原。
なぜなら、初めていく場所はどこで待ち合わせすれば良いかわからなかったのです。
なので、秋葉原の電気街口のキオスク前。そこでよく待ち合わせをしたものです。で、時間になってもこない人がいた場合に電話です。大抵電車の中で「今、xx駅だからあとちょっと」とかで電話に出たので安心です。
ただ、電話に出ない場合が問題でした。「寝ているのであろうか?」「それとも移動中に事故にでもあったのでは?」なんて想像してました。結局30分位は連絡不通でも待っていて大抵はその頃に電話がきて「今起きたから今日はやめておくわ。」みたいな感じでした。でも安否確認が出来たのは大きかったです。
あ、遅刻癖のある友人には待ち合わせ時間をみんなより30分早めにしておいたのを思い出します。
あとは、合コンなどで初めての場所で待ち合わせをして迷った時に幹事に電話をかけると「周りに何が見える?」とか聞かれて答えていたものです。まだまだ通話だけでは辛かったです。
携帯電話にメールがついた!
その後、i-modeとかが始まって携帯にもメール機能がつくようになります。これにより待ち合わせ時間に来れない人との連絡が格段にしやすくなりました。今までは電車に乗っている時に電話に出れる場合(十分マナー違反なのですが)のみ状態がわかったのですがメール機能がついた事により、混んでいる電車内でもコミュニケーションが可能となりました。待ち合わせの事前に「今出ました。ちょい遅れる」とかの連絡も可能になりました。
本当に便利になりましたね。ただ、寝ている場合の対処法にはなりませんでしたが…
LINEの時代
インターネットが当たり前の時代になり、今やほとんどの人がスマホを持ってコミュニケーションをとる時代が一般的になりました。例としてはLINEを使ってコミュニケーションを取っている人は多いのではないでしょうか?(LINEが嫌い!って言う人もいるので全員とは言いませんが、代替のコミュニケーション手段は持っているはずです)
で、最初の朝みたテレビの話に戻るのですけれど、最近の若者は待ち合わせする時とかに「ここで待ってるよ!」と写真を送るそうです。なるほど、風景の写真を送ると初めていく場所でもわかりやすいですよね。
また、迷った時の「近くに何が見える?」と言う問いにも写真を撮って「こんな所にいる、迷ったー」と遅れば土地勘の強い人が見ればわかりますよね。
なんかそれをみていて、「なるほどね!」と思ってしまいました。LINEに写真を添付する事ができることは知っていましたが、そう言う利用方法で使った事がなかったのでびっくりです。
そういえば、友人が持っているPCが寿命に近くて「お金がないから中古ノートが欲しい」って言っていた時、たまたま秋葉原を散歩していて中古屋でいい中古ノートがあったので、LINEで伝えた時に「写真送って!」と言われてその中古ノートを撮ってLINEに載せたのを思い出しました。
今までの僕の硬い頭では「型番を送って、受け取り側がその型番をネットで調べるベシ!」なんて思っていたんですけれど、なんてことはない、スペック表もついた外観を写真に撮ればそれだけれ友人が簡単に(直感的に)判断して「頼む、代わりに買っておいて!」と言うやりとりができるわけですよね。時代は変わった。
まとめ
便利な機能はじゃんじゃん使うべきです。飲み会用のLINEグループを作って出席確認や一斉連絡したり、先ほど書いたように、待ち合わせ場所を写真に撮って送ったり、迷った時に「今見える風景」を送る事だって出来ます。
途中から参加したい人だってLINEで連絡すれば良いですし、飲み会で撮った写真をグループLINEに載せてみんなで共有だって出来ます。
一昔前は写真を携帯で送ると大量のパケットを使ってお金がかかっていました。でも今はそんな時代じゃない。
便利なものや機能はどんどん使っていきましょう!