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脂漏性湿疹

30歳を超えてから、身体に色々と変化が訪れて始めているような気がする。
まずは体重。20代の頃はどれだけ食べても全く太らなかったのに、食べた分だけ太るようになってしまった。若い頃は「体質だ」と思って「ウヒョー!」と喜んでいたが、どうも、ぬか喜びだったようだ。年をとれば誰しも代謝は落ちるのだ。

次に頭が痒くなってきた。北九州で仕事をしていた時だ。もちろん頭は毎日洗っているしちゃんと乾かしている。頭をボリボリと掻くような習慣はなかったので意外だった。

そのうちにフケみたいなものが止まらなくなってきた。どれだけでも出るのだ。「え?何これ?」さすがにおかしいと思って皮膚科に行った。
皮膚科と言う所に行ったのは初めてだったが非常に混んでいた。「皮膚科ってこんなに混むんだ。ガラガラだと思ってた。」がファーストインプレッションである。思ったより皮膚で悩んでいる人は多いのだ。特に女性の方には深刻な問題であろう。

Annai 17 j1

スマホも無い時代だったし、暇つぶしの本も持ってきていなかった。暇だ。かなり暇だったような気がする。
しばらくして、やっと自分が呼ばれる。

医者に症状を説明し、頭皮を見せて採取したフケ(?)を顕微鏡で見てもらう。
「脂漏性湿疹だね。大変だけど頑張ってね。」と言われた。軟膏のような薬を貰って帰宅する。何が大変なのかわからなかった。

インターネットで調べたら主に赤ちゃんがなる病気で自然に治るらしい。
でも、俺は30歳だ。なんだ?これ。と正直思ったほどだ。

しばらくしてもらった薬(軟膏)が無くなる。また、あの病院(皮膚科)に行かないといけないのか。待つのは嫌だ。
まぁ、放っておいても死ぬ病気では無いしこれが原因でハゲることもない(と思う)。いつの間にか痒みにも慣れて、病院からは足が遠のいて行った。

時は10年ほど流れ、最近、髪をベリーショートにした。一見坊主頭だ。申し訳ない程度にソフトモヒカンが作れるようになっている。
実は、脂漏性湿疹が目立つのではないか?皮膚が赤くなっているのでは?フケ(的なもの)が目立つのでは?と内面心配であった。そのため知人がやっている美容院で切ってもらった。結果的に問題はなかった。良かった。

脂漏性湿疹は自然に大分治ったようだ。最近はあまり目立たななくなってきた。もしかしたら慢性的なストレスが原因だったのかもしれない。最近があまりストレスを感じていないし十分な睡眠がとれている。

ただ、42歳になった正月からなぜか足の甲の一部だけアトピー化(正しくないかもしれないが)している。広がる様子もないし、まだそんなにひどくはない。これも原因がわからない。

年齢とともに身体に変化があるとは聞いていたけれどこんな形で現れるとは。人間の身体は不思議なものである。
今度、皮膚科に行ってみよう。今はスマホがあるからきっと大丈夫だ。

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