日曜日は基本的に朝はフジテレビの「報道2001」を見ています。当たりの回もあれば、ハズレの回もあるのでなんなんですけれど。
本日は、支持率が落ちた原因をやっていました。漢字の読み間違え、カップラーメンの値段がわからない…これは麻生さんの支持率が落ちた原因ですね。バカバカしい。
確かに、支持率が落ちた原因分析は重要です。でも、人によってバラバラなんです。先ほどの麻生さんの件なんて、「漢字ドリルをやろう!」とか「カップラーメンの値段を知ろう!」って何の分析にもなりません。
逆説的かもしれませんが、支持率が上がった要因を見るべきだと思うんですよね。「漢字が読める」「カップラーメンの値段がわかる」では支持率は上がらないはずです。
何か災害・問題が発生した時に、どのような政策をとったか?また、国民が生活しやすくなる為に新しい政策を打ち出した。そう言うので支持率って上がるべきだと思うんですよね。
でも、マスコミは絶対にそう言う所は放送しません。多分「面白くないから」でしょう。マスコミも娯楽と言う観点では面白い、面白くないは視聴率に繋がりますからね。
そこで出てくるのが
「安倍政権を許すな」
「安倍やめろ!」
と言うスローガンです。
ストレス発散にはいいのかもしれませんね。じゃぁ、僕は問いたい。「なら誰がいいのか?」と。
そうすると、「総選挙をすればよい」と言うかもしれませんね。
でも、選挙しても総理は決められません。総理の指名は国会であり、任命は天皇です。
僕が思うのは、例えば安倍政権が暴君だとして、そう言う時に出てくる、ドン・キホーテはいるのでしょうか?ジャンヌ・ダルクはいるのでしょうか?
僕には見えませんね。蓮舫さん率いる民進党がやっている事は自民党の批判だけであり、対案と言うものが見えません。
「民進党ならこうする!」と言うビジョンが見えないんです。
過去に「民主党が与党になったことがありました。」スローガンは埋蔵金を使って国民の生活を楽にする。官僚主体の政治を壊す。
確かに、このスローガンは支持したくなります。
でも、結果は出ませんでした。これは過ぎたから言えることですね。埋蔵金は出ませんでしたし、”事業仕分け”と言うパフォーマンスのおかげで、日本のスーパーコンピュータの予算は減らされ、スーパー堤防を”無駄”と判断した結果、現在の記録的豪雨で困っている訳です。
まぁ、だからと言って自民党が素晴らしいのか!?と言うと両手を挙げて賛成できないもの事実です。
最近は、投票は”消去法”で決める事が多いと言われています。「安倍やめろ!」でストレス発散できるならいいですけれど、消去法で自民党以外の政党、そして、「この人こそ望ましい!」と言う人が出てきてからでも遅くはないのではないでしょうか?
なんか、バカバカしいんですよね。
誰か、「この人にこの国を任せたい!」って人が出てこない限り、このアジテーションは無駄なんです。