日本って、不思議ですよね、いい大学に入れたからゴール!とか、一流企業に入れたからゴール!とか。いやいや、そこはスタートだろ、と。
そこから、どれだけ勉強するか、仕事をするかによって自分の価値が上がって行くのだろ?と思ってしまうんですよね。
一昔前(僕よりもひと回り以上上の人)の人は、「大企業に入れば潰れることはないし、給料はきちんともらえる!」と思ってるんでしょうね。新しいことをやろうとせずに、会社の中の仕事(外からの売り上げは入らない)に精を出し、気がつけば、「あの人って何ができるんだろう?」って人。うちの会社にも結構いたりします。
一応僕も大企業に勤めている訳ですが、それにしても、「仕事は自分で作る」と言う気持ちを持って働いています。勿論、上司からきた仕事はこなしますが、それだけではなく、そこから気づきを得て”自分の仕事”を作って行くことって結構大事だと思うんです。
それが、万が一、会社が潰れても自分の技術で生きていける力になると思うんですよね。◯芝さんじゃないですけれど、潰れたら次の仕事なんて何もないんじゃないか?って心配してしまいます。
とは言え「自分じゃないとできない」仕事では無いですよ。そうやって、その技術を誰にも教えずに「ほら、俺がいないとダメじゃ無いか」って言うのは大企業では求められていません、そう言う仕事はどんどん情報共有すべきです。
インターネットを見るのも僕は良いと思っています。芸能ページやゲームの攻略ページ(勿論アダルトサイト)はダメですが、日経やIT系のページをみてトレンドに対してアンテナを張る行為は良いと思っています。
ちなみに、僕は早めに出社して始業前に「はてなブックマーク」で技術トレンドを見たりしています。
その気になれば新しくやりたい事に予算をつけてくれるのも大企業の強みです。(勿論、ベンチャーならもっと気軽にサービスを作れると思いますが)
僕の扱っているソフトはドイツの製品なので、さすがにドイツ語では無いですが、ほとんどのドキュメントが英語です。なので、そう言う中で汎用的に役に立つようなものが翻訳されてればなぁって思うんですけれど、僕が思うってことは大抵の人が思っている事です。(僕に限ったことでは無いですよ)
なので、そう言うのの翻訳とかまとめた資料を作っておくと生産性向上の施策になりますよね。「誰かがやるだろ」とか「誰もやらないなら俺もやらない」ではダメだと思います。勿論、分野によっては「僕にはできない」ってのもあると思いますが、できそうなものはどんどんと資料なりプログラムライブラリーにして行くべきだと思います。
そう言うのが「仕事は自分で作る」と僕が言っている真意です。
そうやって、あと一歩いいものに、と考える精神って大企業にいても持っておかないとこれからの時代すぐに子会社に転籍させられて窓際とかになっちゃいますよ。
ちなみに、余談ですが、大企業が赤字を出した後に行われる「公開リストラ」こと「早期退職制度」ですが、これは絶対にやらない方がいいです。
一人でも食っていける、または他の会社に行っても食っていける「できる人」が早々にこの制度を利用してしまうからです。結局残るのは大企業の看板がないと何も出来ない人ばかり。
本当に、バカバカしい制度だと思います。
さぁ、「早期退職制度」でいち早く退職(退職金多めなので)して、次の会社に行けるような覚悟を持てるように、技術を磨き、仕事を作れる人になっていこうではありませんか!