市川海老蔵さんが、亡くなった小林麻央さんのLINEに書き込むって言う記事を見ました。
この行為が「痛い」のかどうかは個人の自由なので何も言いませんが、僕が思ったのは、「あぁ、亡くなってもアカウントは残るんだ」って事です。
TwitterもLINEもInstagramもFacebookも今現在で主要なSNSのアカウントは全て無料で作れます。電話番号やメールアドレスとリンクして作るケースが多いので1人で沢山のアカウントを作るのは面倒ですが、最低1つは簡単にアカウント取れますよね。
さて、有料サービスはお金を払わなければ勝手に削除される可能性がありますが、これらの無料アカウントは基本的には能動的に削除しない限り削除されません。
また、現代(特にここ最近)では「データは無限」的な考え方になっているのでサービスが終了しない限り過去のデータも残ります。
だから、自分でサーバーを持たなくても自分の過去は残りますし、亡くなっても残ります。
僕自身、TwitterもLINEもInstagramもFacebookもアカウントを持っていますが、パスワードは僕しか知りません。僕は独身ですし、両親はPC音痴なので、もし、僕が急に亡くなっても「あれ、最近波秋呟かないなぁ」位にしか思われないんでしょうね。でも、過去のデータは残るんです。不思議な感覚ですね。
休眠アカウント(ノンアクティブ:書き込みなどが一定期間ない状態)を削除する事も可能かもしれませんが、わざわざする必要もないと思いますし。
たまに、緊急で知人のアカウント(もしくは本人アカウントを奥さんとかが)より訃報を聞くことがあります。なんかこれも不思議な感覚になってしまいます。ネットとリアルが繋がったと言うか…
もし、これらのサービスが数世紀に渡って続くと考えると、「過去(現代)の偉人の呟き」が時を遡って見れるようになるかもしれませんね。なんかロマンあります。(そこまで未来永劫に同じサービスが続くとは今は考えられませんが)
案外、遺言書にアカウント名が書いてあったり(ネット遺言)、お葬式でSNSを辿り故人を懐かしむ…なんて時代が来るかもしれませんね。