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バブル?ロスジェネ?恵まれた僕の時代

はじめに

突然ですが、僕は1975年生まれです。昭和。昭和50年生まれです。世間的には団塊ジュニアとなるのでしょうか?今、就職氷河期などからロスジェネ(ロストジェネレーション)なる人々がおります。僕はバブルも経験していませんし、就職も氷河期直前でした。

よく考えてみたのですが、それでも僕の世代というのは非常に恵まれているのではないか?と言う事です。

小学生時代

僕が小学校の頃にファミコンが登場しました。それまでは家庭用ゲーム機で有名なものはほとんどなかったので、基本的には放課後はグランドで遊んでいる感じでした。そして、ファミコンブームが起きます。でも、当時はみんなそんなにファミコンにはハマらずに雨の日に外で遊べないからファミコンするって感じでした。

ドラクエもスーパーマリオも小学生時代にリアルタイムで経験世代なのです。勿論ドラクエは1です。

コンシューマハード(セガマークⅢ、スーパーファミコンなど)の成長と共にパソコンも普及し始めます。MSXという家庭用TVに接続する安価なコンピューターから始まり、パソコン(当時はマイコンと呼んでいました)が一般的になったのもこの時代です。
 

中学生〜高校生

 
そして、中学高校はバンドブーム全盛期。楽しい音楽がそこにはいっぱいありました。周りで楽器をやっている人も多かったです。
本当に楽しくバイト(時給450円!)をやったり音楽合宿をしたりして楽しかったですね。勉強は嫌いでしたが、人生で一番楽しかった時代ではないでしょうか?
ちなみに、初体験もこの頃に済ませました。
 
ただ、スマホはもちろん携帯(ガラケー)などはまだありませんでした。ですが、携帯が無い代わりに留守電の楽しみもあったのです。
どういう楽しみかと言うと、今だと、どこにいてもLINEなどで簡単に連絡が取れますが、メールや携帯が無い時代は、手紙や留守電で連絡を取っていたのです。手紙や留守電は家に帰らないと見れませんので、家に帰る楽しみやワクワクがまだ残っていたのです。郵便受けをあけるあのドキドキ・ワクワクは今の世代ではわからないでしょう。
 
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ちなみに、僕は高卒なので、卒業前にちょうどバブルが崩壊しましたが最後っ屁で高卒でも一流企業に就職出来たのです(1993年です)。大学に行っていたら就職は1997-1999年なので、まさに就職氷河期、ロスジェネだったでしょう。

社会人時代

就職して間も無く携帯電話とインターネットが普及しました。会社では一人に一台パソコンが支給された頃です。僕はIT系の仕事をしていますが、入社当時はまだ汎用機がメインで一人に一台パソコンが無かったのです。今では考えられないでしょうね。
 
そして、インターネットの黎明期を味わうのです。今のように誰でもブログを作れる仕組みなど無く、インターネットが利用可能な大学生などがアンダーグランドなページを作っていた時代です。95年にはWindows95が発売され一般の人でもインターネットが見れるようになり、その中で興味心の強い人が自分でページを持ち出しました。
 
あと、エヴァンゲリオンがテレビで放送したのもこの頃だったはずです。リアルタイムでは見ませんでしたが、すぐに放送された深夜の再放送を一気に見て、まさに最初のブームには乗っているのです。
 
携帯に写真機能やメール機能はついていませんでしたし、Macはびっくりするほど高いパソコンでした。スマートフォンなどあるわけないし、インターネットの常時接続が当たり前の時代では無いので、TwitterやLINEなどある訳ありませんでした。
 
男性なら、エッチなものも今みたいにネットで簡単に見れる時代ではありませんでした。深夜のちょっとピンクな映画を親が寝た後に見るとか、勇気を出して本を買ったりです。ビデオ屋も凄い怪しい雰囲気の時代だった覚えがあります。

僕の時代は恵まれていた

ではなぜ、”僕は恵まれている世代”なのかと言うと、色々な技術革新を体験しながら、ちょうど不便と便利を両方とも味わっている時代だと思うのです。
今みたいにそこかしこにコンビニはありませんし、コンビニにATMがあるのは珍しかったです。
SUICAなどのIC定期で、JRと私鉄・バスを一枚の定期で乗る事もできませんでしたし、Amazonでインターネットショッピングなんて出来ませんでした。
TVの番組を録画するのも番組表を出してボタンを押すのではなく、曜日・チャンネル・時間(開始/終了)を入力していました。
 
なら、今の時代に生まれた人は恵まれているのではないか?と言うと僕はそうは思いません。
今の子供達はあって当たり前なのです。3DSで遊び、SUICAで通学し…などです。
 
「あって当たり前」ではなく無い時代も知っていると言うのは大きいです。

終わりに

新しい技術が生まれてくるのはワクワクするものです。
これからも色々と新しいものが生まれてくると思いますが、僕の世代のように目まぐるしくいろんな経験を出来て、それが生活に繋がると言うのは素晴らしいな、と思った訳です。
 
「もうおじさんだし」なんて思わないで、自分たちの生きた時代を誇り、これからの子供達に新しいワクワクを与えられるように生きたいものです。
 

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