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会社でちょっと悲しくなった話

僕の会社はコンピューターエンジニアの会社なんですけれど、会社規模が結構大きいので、支援として別の部署に応援に行くことがあります。支援(応援)って言うからには、その別の部署で何かしらの問題が起きている訳ですね。

一番納得がいくのはリソース(人手)が足りないってものでこれは人を投入すれば簡単です。

ただ、問題なのは進捗(進み具合)が著しく遅れているとか、お客様からの信頼が失墜しているというものです。
そうなると「うわぁー」と思いながら応援に行くことになります。いわゆる”火消し”って奴です。火消し自体はエキサイティング(言い方は失礼です)で、自分の技術力、折衝能力が試されます。

んで、そういう現場に行ってよく思うのは、まぁその管理者(課長だったり)が出来ないんですよ。びっくりするくらい出来ない。なんで出世できたの?って感じで出来ない。
管理者ができないのに、部下は有能だったりするなんですよね。レアケースですけれど、「あぁ勿体無い」って思ったりするんですよね。優秀な管理者の下につけばもっと活躍できるのに…。なんて思ってしまうんですよ。

Business tayorenai man

で、その優秀な部下に「xxさん(管理者)の下だとやりにくくない?もっと出来る人の下についたら?」って話してみるんですけれど、その人も管理者が無能だと知っていて、「なんだかんだ楽なんですよねぇ。緩いし」とか言ってくるんですよ。
要は自分の上司が無能だと自分が逆に管理できるんで楽って事なんですよね。

「あぁ、この人もこれ以上の上昇志向はないのか…」って悲しくなっちゃうんですよね。勿論、全員が上昇志向も持つべきって言う意味では無いです。僕にも出世志向は無いですし。
ただ、学ぶことをやめてしまう。ぬるま湯だからそこで安定してしまう。

これってすごい悲しい、と言うか残念な事なんですよね。

こう言う経験、何回もしていますが、大抵「上司はクソだけれど、別にこれで良い」って人が多いです。急に別の部署の上司についてもうまく働けないと思うんですよ。

僕は、上司が出来ないとかそう言う事は無いですけれど、上司に噛みつきます。間違っていると思ったら反論しますからね。
一定人数以上在籍している会社には色んな人がいます。サラリーマンですからね。
数人先鋭のベンチャーじゃないですから。

出世の為に社内での評判を一番に考える人。
自分に降って来た仕事を理解もせずに部下にそのまま振る人。
部下の失敗を自分のせいにしない管理者。

色んな人がいます。
まぁ、そんな人を相手にしていてもしょうがないですし、ひがむのもお門違いです。
ただ、ある程度大きな会社だと、部下は上司を選べます。上司の上司(例えば部長)とかに言えば比較的変われることがあると思います。時代は変わっているんですから。

だから、「あー、適当な上司でよかった。俺も楽できるわ」と考えずに、上司が突然左遷させられても自分はやっていけると言う位の勉強はしておいたほうが良いんじゃ無いかなぁ。って思うんですよね。

では。

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