「60歳から100歳まで生きるのには年金以外に2000万円必要」と言う金融庁の発表が波紋を呼んでいますね。
そのレポートを麻生さんが撤回して、自民党としては「無かったこと」になっているそうです。これは自民党としての失策だと個人的には思っております。
これは失策
まぁ、「年金で生きれるって言ってたじゃないか!」と思っている人が「え?さらに2000万円必要なの?」と思っていると言うのは極端すぎるのではないでしょうか?
2000万円ってこのくらい
そもそも、年金を運用するのは金融庁ではなく、厚生労働省です。今回の金融庁のレポートを作成するきっかけになったワーキンググループに厚生労働省も参加してますが、よく調べてみると、参加している厚生労働省の人って課長さんなんですよね。部署は”企業年金・個人年金課長”との事。
厚労省の役職ってよくわからないのですが、課長レベルがこの会話できるんですかね?
厚労省「毎月5万円足りない資産になります」
金融庁「そうか、足りないなら資産運用してもらおう」
2000万円レポート完成!
と、なるのでしょうか?金融庁は国民にどんどん資産運用してほしいって言う所ですからね。
ちなみに僕の母親は72歳で老後の為に1000万円用意しているそうで、僕も去年あった時にびっくりしましたが、僕の母親の場合、おそらく大丈夫でしょうね。すげーな、母親。
僕、思うんですよね。「100歳まで生きるの?」と。
人生100年時代とは言われていますが、そこまで生きれるんですかね?病院で管だらけになっても100歳まで生きたいのですかね?
今の若者ってジャンクフードで育ってて、運動もあまりしていないので、生活習慣病にガンガンかかっていくと思うんですよね。極論ですが、寿命縮むと思ってます。その分を治療や薬でカバーするのかと思うと、保険料が足りなくなりそうですね。
単純計算だと100歳までに2000万円なら、80歳までは半分の1000万円あれば生きていけそうなんですよね。
真面目に働けば退職金でなんとかなりそうな金額といえばそうかもしれませんね。
Twitterで見てたんですけれど、上司の飲みの誘いを「老後に2000万円貯めないといけないので行けません」と言う回答がバズってました。
確かに断る理由としては秀逸だと思いますけれど、真面目に捉えたとして「老後の為に2000万円貯める為だけの生活」をするのなら「若い頃に楽しく遊んで、老後は老後で考える」方が絶対に楽しいと思うんですよね。
自民党が悪い!安倍政治にNOを!
なーんて人も多いと思いますけれど、年金ってもっともっと前から運用されており、破綻は目に見えてたんですよ。
民主党政権時代に年金システムに革命起こしましたか?何も変わってませんよね。「管轄は厚生労働省です」ってなところでしょう。
そもそも、こんなにニートが多い時代に、「老後には十分生活していけるだけのお金が国からもらえる」って考えてる方があまちゃんだと思うんですよね。
政治不信な日本だと言うなら、「国には頼るな」ってのが正解になるんですよね。なので、年金はボーナスと考えて、税収および使い方に対して国民は”損しない”為に政治に期待するのが正しい訳で、与野党もそう言う議論してほしいんですよ。
Youtuberとかブロガーみたいに「自由に楽しく生きていく!社畜になりたくない!」なんて言いながら年金に期待するのがナンセンス。そう言う人は成功して老後の蓄えを早めに溜めておくべきなんですよ。
確かに年金がもらえないのなら、今まで収めた年金分を返してくれ!と言う意見は僕も同感です。社会人になって26年。
年金定期便によると僕はもう1000万円納付しているんですよ(自分でもびっくりしました)
こんなに払っていたとは!!
いやー、いくら貰えるんでしょうね、年金。
僕の場合、国民年金と企業年金がもらえるのでちょいと期待してます。
まぁ、僕は明日は明日の風が吹くタイプの人間。もしかしたら今後がっつり年金もらえるようになってるかもしれませんよ!
頑張れ厚生労働省!
では。