突然ですが、これをもし女性が読んでいた場合、聞きたいことがあります。
「壁ドンされたいですか?」
えぇ、あれです。男性が女性を壁際において右手(左手)を”ドン!”とやる奴です。セットとして女性の顎を持ってクイッとさせる”顎クイ”もありますね。
実際の所、あれ、キュンとするんですかね?男性の僕としてはわからないんですよね。ってか本当にやる人いるのかな?もはや都市伝説扱いなのではないでしょうか?と思うほどです。
壁ドン、顎クイのイメージ図
:
って話は置いておいてすっかりこのイメージがついてしまった”壁ドン”、実は元々の意味がありまして、これが幻滅的なお話なんですよね。
簡単に言うと、隣の部屋がうるさいから壁をドン!とするから”壁ドン”なんですよね。「うるせーぞ!」って意味をさす訳ですね。
これが現実
ちなみに格安マンスリーマンションで有名なレオパレスは壁の薄さに定評がありまして、「隣の部屋の人のポテトチップスの袋を開ける音が聞こえた」とかあり、有名な壁ドンスポットになっているとか…。
ちなみに、下の階に住む両親にご飯の催促をするのに床を蹴るのが”床ドン”と呼ばれています。一応。
そう、”壁ドン”は、元々そう言う荒ぶれたニートのための行動だったんですよ!
女性への求愛行動、「俺のこと好きなんだろ!?」と言うモテアピール、それは”壁ドン”では無いのですよ!(まぁそう呼ぶけれど)
隣の部屋がうるさくてムカついて「うるせー!」と言う荒ぶる心が行動に移った時、魂の”壁ドン”が発動されるって訳なのです。これぞ壁ドン!ソウルを感じますね。(迷惑ですが)
それにしても、女性に対する”壁ドン”っていつ生まれたんでしょうね?
おそらくジャ◯ーズのイケメンの映画かなんかで王子様キャラかなんかを演じた時の演出なのでしょうね。それに”キュン!”としちゃうファンが多く出たので”壁ドン”が一般化したのでは無いかと思います。…ってなんか書いててムカついてきました。ちくしょー。
まぁ、”壁ドン”って基本的に廊下が無いと出来ないですよね。それも人が結構通る。となるとやはり学校になるのでしょうか?って事はこの技を使えるのは学校、学生時代の甘酸っぱい思い出って事になるんでしょうね。だとしたらなんか許せる気がしてきました。
世のおじさんよ、君たち(僕も)に許される”壁ドン”は隣の部屋がうるさい時だけだ!女性へのアプローチに使ったら驚くほど引かれると思うぞ!まずは鏡見ような。
では。