意識高い系のブロガーやYoutuberがよく言うセリフの一つに
「これからはゲームをすることが仕事になる。e-SPORTSってあるんですよ。大人には『ゲームで稼げる』って信じられないでしょうね。思考が停止して新しいことを受け入れられないんでしょうね、南無三」
と言うものがあります。(イ○ハヤさんとか)
それに対しての僕の思いですが、”スポーツかどうかはわからないけれど、ゲームの大会で賞金をもらえる事ができる”と言うのは事実です。
だからそう言う職業が出てきたことは普通に受け入れられますし、大人が全員「そんな事あるわけない!」なんて思っているわけでは無いと言うことを理解して欲しいです。
ここで誤解して欲しく無いのが、「ゲームは職業になるけれど、全員が全員その職につくことはできない」と言う事です。
例えば、下記の例をみてください。
- 野球が好きだから野球を職業(プロ野球選手)にする!
- ゴルフが好きだからゴルフを職業(プロゴルファー)にする!
さて、これをみてどう思いますか?
「そりゃー好きなのはわかるけれど、プロになれるのは一握りだぜ」
と思いませんか?
e-SPORTSをスポーツと考えると“プロゲーマー”と言う職業ですよね。
全員がボケーっとゲームをしてお金を貰える訳では無いんですよ。
それこそ、”1日15時間真剣にゲームの練習をして、大会に出て実績を残す”みたいなことをしないといけないのです。
なので、最初の意識高い系の人が言う「ゲームで稼げる」を誤解の内容に正しく書くと「ゲームが得意な人の一部の人はゲームを職業にする事ができるかもね?」と言うものです。
僕だってゲームはします。でもそれは趣味の範囲です。野球が好きな人も草野球とかゴルフも身内でコースを回るって言う感じです。
大会とかに出てそれを勝ち進んでやっと”職業としてなれる権利”を手に入れる事ができるわけです。
また、e-SPORTSの大会は大金(1億とか)が賞金となりますが、優勝しないともらえないですし、ゲーマーだって、30代40代になるにつれて運動神経が衰えます。もしもチームができて年俸制になると安定するかもしれませんがまずそれまでの経験は必要ですよね。
それは他のスポーツにも言える事ですよね。
だから、安易に「ゲームで稼げるのか!いい時代だなぁ」とは思わずに「ゲームで食っていくにはかなりの努力が必要なんだなぁ」と思って欲しいんですよね。
老婆心でいうと言うか、これが事実なんですよ。
もちろん、「俺はゲームを職業にする!そのために毎日猛練習して数多くの大会に挑戦する!」と言う人に対して「そんなに甘いものでは無いよ」と言う気は全くありません。
ただ、「ふーん、俺ゲーム好きだし、スマブラはそこそこ上位ランカーだからこれで食っていくか」なんて思っている人はちょいと冷静に考えた方が良いのでは?と思います。
僕はe-SPORTSを否定しているわけではありません。ですけれど、是非、「ゲームで食って行こう!新しい働き方だ!」と思っている人は一度冷静に考えてみてくれば幸いです。