はじめに
インターネットが事実上の社会インフラになった事とAIの発展により翻訳の精度が本当に上がりました。ドラえもんの世界であった”翻訳コンニャク”が現実のものとなりそうなのです。と言うか5Gのネットになれば完成するでしょう。
僕の部署に、他の事業所からFAできた人がいます。年齢は僕より5つ上くらい。もう50代ですね。その人は英語が読めて話せるんですよ。その人がきた当時は部署に英語を話せる人がいなくて会議などで重宝されていました。しかし、最近入ってくる新人はプライベートでガンガン海外に行くような人たちばかり。さらにGoogle翻訳が発展しているので、役目を終えようとしています。
他の技術を勉強せずに英語一本でやってきたその人が今後何をするかはわかりませんが、彼なりに頑張っているようです。
さて、僕が扱っているソフトウェアのドキュメントはほとんどが英語です。と言うか日本語に翻訳されていてもわかりにくく、原文の英語を読んだ方がニュアンスが伝わってきます。
そう、技術文書は読む分には高卒の僕にもある程度可能なんですよ。
でも、書くのはからっきし…ってなもんで、英語でやりとりするときにはGoogle翻訳に頼りっきりでした。
DeepL登場!
ある日、Twitterをみてたら「DeepLの翻訳技術がどうやら半端ない」と言う情報が入ってきました。
DeepL?ディープラーニング?
と言う事で、機会があったら試してみようと思ったんです。
海外に赴任している同僚、家族でNYに行っているんですえけれどコロナウィルス(COVID-19)の影響でかなり情勢的に苦労している模様がFacebookで流れてきました。「おぉ、返事を英語で書こう!」と思ったんですよ。そこでDeepLを試してみる事にしました。
これが、DeepL
そして、これがGoogle翻訳
ニュアンス的にどちらが正しいのかわからないですけれど、なーんとなくDeepLの方が自然な感じがします。
ただ、”敬具”は、”Best Regards”だと思っていたのですが、”Sincerely yours”となっていますね。
ちょいと調べてみましょう。
これも「敬具ですn…」と書こうとしたら、なんとあなた、田中みな実の1St写真集の名前が”Sincerely yours”ではないですか!余計な情報が入ってしました。(Amazonをポチッと)
Sincerely yours…
脱線しました。
どうにもDeepL(正式にはDeepL Translator)は2017年あたりからあった翻訳技術で、日英と言うより、フランス語などのヨーロッパ圏の翻訳ではGoogle翻訳より優れているそうです。
2020年の3月19日より日本語と中国語が翻訳対象が入ったので、時期的にはぴったりのタイミングで試せた感じです。
まぁ、グーグル翻訳もDeepLも同じくディープラーニングを用いていると思いますので、利用が増えれば増えるほど精度が上がります。
もはや企業同士でのAIの戦争が始まっているのかもしれませんね。こう言う技術の戦いは大賛成です。
方言にも対応!
なんとDeepL、日本語の方言にも対応しています。僕は北海道出身なので「なまら」と言う表現をするのですが、これをDeepLにかけてみました。
ちゃんと”I’m so”と言う英訳がついてます。これは合ってますね。ちなみにGoogle翻訳だと、
”なまら”が翻訳されてません。これではちょいとダメですね。それにしてもどーなってるの?この技術?
終わりに
それにしても、「海外の人だから」とか「英語はちょっと」と思って敬遠していた人もこれで少しでも外国語に触れてみてもらえると嬉しいなぁと思います。
幾つになっても勉強はできます。僕も英語の勉強をこれからもしていきたいと思っております。
Sincerely yours