はじめに
iOS14が正式リリースされました。日本時間で2020年9月17日でした。
リリース直後は動かないアプリがあるとか、アプリ開発者にもギリギリまで開発環境の最新版が配信されなかったので間に合わないアプリは多そうとかあったので、「今回はしばらく様子見だな」と思ってたんですよね。
んで、数日経って動かないアプリの報告が少なくなってきたのとウィジェットの機能が魅力的だったので連休中に思い切ってアップデートしてみました。
アップデートは無事成功して、今のところ問題なく動いてます(『ミュージック』アプリだけは毎回結構変わるのでなかなか慣れませんが…)
ウィジェットは良好!
今回の目的のバージョンアップのメインはウィジェット機能だったんですよ。
ホーム画面に月カレンダーを表示させたかったんですよね。
これは標準のカレンダーアプリではうまく行かずに『FirstSeed』って言うアプリの無料版を使う事で難なきを得ました。
こんな感じ。
これこれ〜
最高に満足してます。
びっくりした伏兵「背面タップ!」
さて、今回のアップデートの1つに「背面タップ」って機能があるみたいでiPhoneの後ろ側を「トントン」とタップすると割り当てられた機能が動くと言うものがあったんですよね。
「え?なにそれ?iOSあげたらそう言うの使えるようになるの?ハード側の対応が必要な機能じゃ無いの?」
って思ってました。iOSの機能については某匿名掲示板から情報を得ていたので「もしかして俺は騙されてるのでは無いか?」とまで思ってたんですよ。
でも、アップデートしたら見事にその機能の設定が出てきました。
僕はよくスクリーンショットを撮るんですよ。ブログ用だったりFXのグラフを保続しておく為なんですけれど、iPhoneでスクリーンショット撮るのって、『電源ボタン+ボリュームアップボタン』と言う少々トリッキーな操作が必要なんですよ。
なので背面タップのダブルタップに「スクリーンショット」の機能を割り当てました。
設定方法
まずは、設定のアイコンから「アクセシビリティ」を選択します
「タッチ」と言うアイコンがあるのでそれを選択します
一番下に「背面タップ」とあるのでそこを選択します
ダブルタップとトリプルタップに割り当てる機能を選択します
割り当てられる機能を一覧から選びます
:
以上で設定は終了です。
んで、恐る恐る背面を「トントン」とダブルタップをしてみると…
うわー!スクリーンショット撮れた!
感動です。これ超便利。
ちなみに僕はiPhoneにケースをつけてバンカーリングを装着して中指と小指でホールドする形で使ってます。その場合、人差し指で「トントン」と背面タップしてます。ケースつけてても問題ナッシング!
慣れると超簡単だし、何よりケースをつけてもちゃんと機能します。
なんでこんな事ができるの?
仕組み的には加速度センサーとジャイロセンサーを利用してると思います。推測ですが、「トントン」と言う(僅かな)傾き(ジャイロセンサー)と速度(加速度センサー)をiOS14が認識してアクションを起こしているのでは?と思っています。
なので、その2つの機能がハード的に強化・実装されたiPhone8以降じゃ無いとこの機能は使えないんですよ。残念ですが。
AppleのiOS14の機能紹介ページに書いてありました。
ここの注釈17がポイントですね。
iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxに対応します。
やっぱり、ハード的に加速度センサーとジャイロセンサーを導入したiPhoneが対象のようです。ですよねぇ。
いやー便利ですね。こう言う機能を「しれっと」実装してくれるところが「Appleだなぁ〜」って感じです。
終わりに
他にもiOS14では写真の比率(4:3、1:1など)のデフォルトを指定できるなどまだまだ便利な機能がありますので今後も「これすげー」ってのがあったら紹介していきますね。
新機能が多岐に渡りすぎて、どの機能が「これが欲しかったんじゃー」って思うのかは人それぞれだと思います。
僕はSafariで問題ないですけれど、デフォルトのWebブラウザをChromeに変更することもできるようになっています。
AIrPods Proを使っている人には”空間オーディオ”って言うのも物凄い機能っぽいです。
それにしても、ある程度のハード制限はあるとしても、昔のiPhoneでも最新のiOSにアップデート出来るところ、やっぱり好きです。
では。