カレーを食べるのが特別な体験になった

突然だけれども、リモートワークになってから食生活ががらりと変わってしまった。理由は”社員食堂”の存在である。自社はもちろんであるが、仕事柄、客先で作業する事が多いのだけれども、そのお客様先でも結構社員食堂があったりして食べたりすることができたりする。これが非常にありがたい…と在宅勤務するようになって痛感した。

今はと言えば、さすがにカップラーメンとはいかないけれど、大抵、スーパーの弁当を食べたりして過ごしている。実は矢向には素晴らしく美味しい弁当屋があったのだけれども残念ながら閉店してしまった。もし今も営業していればきっと僕は毎日そこで弁当を買い、確実に体重は増えていただろう。

さて、社員食堂（以降、社食）で一つ思い出したことがある。それは、「カレーを食べることがなくなった」と言う事である。

昔は昼休みに「今日の定食はイマイチだなぁ」とか「うわー、定食並んでるなあ並ぶの面倒だなぁ」って時に好んでカレーを食べていた。ちなみに二日酔いとかで食欲がない時は麺類を食べていた。やはり社食は偉大だったのだ。

ちなみに矢向には日本式のカレー屋がない。（俗に言うインド式カレーでナンで食べる店はあるがまだ一人で足を踏み入れたことは無い）

まぁ、松屋はあるし、コンビニにもカレーはあるけれど僕の中ではなんか違う感じがしている。我ながらこのワガママな性格が面倒くさい。

そんなうちに、川崎に散歩とかで行った時にCoCo壱のカレーを食べるのが特別なイベントになった。「よっしゃ！今日はいっちょカレー食べるか！」的な意気込みでカレーを食べると言うのは実に不思議な感覚だ。

家族がいればカレーは定番料理の１つだろう。「二日目のカレーが美味い」なんて言葉もあるくらいだし。

しかし、独身一人暮らしでカレーを作るのは少々面倒だ。ちなみに作る工程が面倒だと言うわけではない。
ジャガイモ、にんじん、玉ねぎなどを”1人分”買うことが出来ずに残してしまう可能性があると言うものである。
まぁ、残った食材で別の料理を作れば良いのかもしれないけれどシチューやビーフストロガノフは似た料理だし、肉じゃがとなると追加で糸こんにゃくなどの食材を買わなければいかなくなる。これはこれで面倒だ。

ちなみに海上自衛隊では毎週金曜日にはカレーを食べるらしい。360度海しかない海上勤務では曜日感覚が失われやすいらしい。そのため、毎週金曜日など決まった日にカレーを出す事により、「お、カレーって事は今日は金曜日か！」と曜日感覚を保つのに役に立っているらしい。ちなみになぜカレーかは知らない。世の中、そう言う事が多い。

ちなみにCoCo壱での僕の注文の定番はソーセージカレー、2辛、ご飯少なめ。
それでも結構な金額を取られる。CoCo壱がもう少し安ければいいのになぁ、なんて思う師走なのであった。