はじめに
空返事(からへんじ)なる言葉があります。
仕事の依頼とかに対して、
「わかりました!わかりました!」
「了解です、了解ですぅ〜」
「確かに、確かに…」
と返事を2回繰り返す人って会社とかにいませんか?
僕の会社にはいました。
「はい、はい」って言うのとはちょいと違うんです。こちらは“二度返事”、最初に書いたのはどちらかと言うと“二つ返事”ってやつです。
子供の頃、親からの言葉に「はい〜はい」とか返事したら「『はい』は一回!」とよく怒られたものです。
空返事は理解してないことが多い
話を戻しまして「わーかりましたー、わかりました!」とかの返事をする人、結論から言うと『わかってません』。
とりあえずその場を凌げれば良いと言うタイプとか依頼の内容が理解不能で「うーん、わからん!考えるのも面倒!」って時に発動したりしてる模様。
仕事を依頼する時って基本的に『納期』ってのが存在します。納期ってのは「この仕事(作業)は○月×日までに終わらせてね」って奴です。
んで、その納期ってのが長ければ長いほど「わかりました、わーかりましたぁー」と言う返事をする傾向にあるそうです。
まぁ納期通りに結果を出せば問題ないんで助けどね。
その人(「わかりました、わーかりました」の人)は僕が知り合った時からそう言う返事してたのでクセだったのかもしれません。
ある程度出世はしてたので仕事はできたんだと思います。
返事は大事だよ
返事って大事なんですよね。
よく、人の相談に乗る時に、「うんうん」って返事する人いますよね。
人によってはそれが気に入らない人もいるので注意が必要です(言い方によると思いますが)
本当に大事な話ではやっぱり「うん」は一回の方が良いと思います。
そうすると「あぁ、この人は本当に親身になって相談に乗ってくれてるんだぁ」と言うイメージを与えることになり好印象です。
高等テクニックをマスターすると「うん」と「うんうん」を相手の会話から使い分けることができるようになります。これは本当に高等テクニックなので一朝一夕で学べるものではありませんが。
あと、関係性によって返事が変わってきたりもします。本当に仲の良い友人とLINEする時とかは「りょ」だけで「了解です」を意味する時ありますからね。
とりあえず、恋愛相手に「ねぇ、ちょっと聞いてるの?」と言われないように注意する必要はあります。
仕事の依頼が理解できなかったら…
とは言え「何を言ってるんだ?この人は」と言う仕事の依頼をしてくる人もいます。
そう言う時は
・(おそらく)自分がやった事がない作業
・納期
・詳しくは誰に聞けば教えてくれるか
を同時に確認しておくのが良いと思います。
昔(コロナ前)は本当にピンチの時は「詳しくは誰に聞けば…」の人に「すいません!時間ください」って押しかけて教えてもらってました。
今はリモートワークですが、Skype(ビジネス版)があるのでステータスが“連絡可能”であれば同じように時間確保してもらって画面共有しながら根掘り葉掘り聞きます。
自分で理解できないまま抱え込んでたら納期になっても終わらないし怒られるの自分だけですからね。
おわりに
依頼、相談、人と『対話』する時には会話のキャッチボールが必要となりますよね。
その際に“返事”ってのは必ずついて回ります。
空返事や生返事をしているとやっぱり「この人やる気あるのかな?」とか「理解してくれてるのだろうか?」と言うイメージに繋がってしまうんですよね。
仕事だってそうだし、恋愛だってそう。
家族間の会話もそうだし、友達との会話だってそうです。
今は最初に書いたように「『はい』は一回!」と躾けてくれるような社会なんでしょうかね?僕は独身なのでよくわかりませんが、もし僕に子供がいたら「返事の大切さ」をきちんと教えようと思います。
やれやれ(生返事で締め)