昔、おつきあいしていた人が犬を飼っていました。柴犬の雌です。色が黒い”黒柴”でした。
当時、僕は動物が苦手で、触るのも怖かったのですが、一回散歩に連れてってから、柴犬の虜になってしまいました。もう、僕の足音を聞いて近寄ってきてくれるし愛情表現を丸出しでぴょんぴょん跳ねてくれます。
実に愛おしい。僕は犬が大好きになってしまいました。
おつきあいしていた人とは別れてしまったので、もうその犬とは会えませんが、僕は「いつかは柴犬を飼いたいなぁ。」って思っているんです。
そんな僕にぴったりの本があります。「いとしのムーコ」って漫画です。
茶柴のムーコとガラス工房の小松さんの物語。実は実際にモデルがいるようで、もともと同人誌から発展したらしいです。
この漫画の中ではムーコが話します。(が、勿論、人間と会話は出来ません。)その柴犬の台詞が「実際に考えてそうだなぁー。」って思ってしまうのです。
犬を飼っていれば、さらに共感できるでしょう。
猫も好きですが、従順な性格は犬ですよね。餌をあげるときに「待て」って言うと、じーっと待ちます。「よし!」って言うまでじーっと待ちます。健気です。偉いです。
そういう犬の性格をびしっととらえて、それを「みずしな孝之」と言うキャッチーな漫画家が漫画にする事で、この愛らしさが出てくるんですよね。
とってもラブリーな漫画です。
おすすめ!
おまけ。
お付き合いしていた人の黒柴です。かわいー!