はじめに
愛煙家です。
タバコが好きです。
嫌煙家の方、すいません。
ってことで今回はタバコの話です。
ちなみに、タバコは百害あって一利なしだと思います。それを認めた上で吸ってます。
さて、喫煙者(紙巻きタバコ)のお供と言えば缶コーヒー…ではなくライターなんですよね。
ライターが無いとタバコ吸えないですから。
(電子タバコは僕は吸わないので…。電子タバコ吸うくらいなら禁煙パイポ咥えてますわ。ってー感じです)
紙巻きタバコを吸っている人が誰もが通る道、それが『ライター道』
自分なりの”愛用ライター”を探す旅に出かけるんですよ。
入り口はZippo
おそらくの入り口はZippo(ジッポー)でしょう。オイルライターです。火をつけた時のオイルの匂いが結構良くて、タバコを吸わない人でも「なんとなくジッポーは欲しい」って人もいるかもしれませんね。
ジッポーはギターとよく似ている点があり
- 値段はピンキリ
- 基本的な性能は変わらない
- 使い込めば味が出てくる
と言う共通点があります。
またZippoは色々な版権とコラボしているのでそれ狙いで買う人もいると思いますし、生まれ年のZippoも比較的安価で買えるのでそう言う買い方をして使い続けている人も多いかもしれません。
Zippoに関しては機能はどのモデルも一緒なので、外見で選ぶのが良いですよね。
次はガスライター
次の道は「みんなZippoばかり使ってるから俺は他のやつを使いたいな」っていう感じで個性的なガスライターに行く傾向があります。
他人と同じものは使いたくない!と言う性格の人に多いかもしれませんね。
これも数千円から2万円くらいのレンジで色々とありますね。
形はさまざまで、結構特殊な形をしたライターが売ってます。RONSON(ロンソン)あたりが結構個性的な感じで有名ですね。
RONSONのライターは火をつける場所が個性的なものが多いです
またライターは風の強い場所では火がつきにくいのですが、それでもガンガン火が付く”ターボライター”というのもあります。質実剛健タイプのライター。これもガスライターのジャンルに入ります。
夢のライター、デュポン
そしてガスライターを使っていると一旦の目標となるのが”デュポン(S.T. Dupont)”です。これは時計で言うとロレックスに近い感じですね。
デュポンは(所有者としての)ステータスってのもあるんですけれど、特徴的なのは開閉時の”音”です。ライターを開けた時になる「ピーン」って音にに憧れるんですよね(「キーン」と表現される事も多いですが、個人的には「ピーン」だと思ってます)
デュポンはやはり”音”
とても上品な音です。ヘビースモーカーよりは、たまにタバコを吸うタイプの人に似合っているのでは?と思っております。
ちなみにデュポンは音が鳴るモデルは限られており(一般的にはギャツビーとライン2が有名です)、それも鳴りにも個体差があります(デュポンは音が鳴るのは構造上の偶然であり、必ず鳴るとは言っておりません)
でも、高いです。5万円位します。
ちなみにロレックスは買取価格も高いので資産価値がありますが、デュポンは資産価値がほぼゼロなので「高い金額で買ったのだから、売るときも高い金額だろう」と思わない方が良いです。
今の40代〜50代の時代はタバコがカッコ良かった時代
さて、いかに「カッコよくタバコに火をつけるか?」は喫煙者の憧れなんだと思ってます。基本的にナルシストが多いので、他の人から見てカッコよいかどうか?
なんでそんなにナルシスティックになるか?と言うと、これは僕の世代が「タバコを吸っているシーンがあるドラマや映画」に憧れてるからなんだと思ってます。
キムタクだってドラマの中でスパスパと煙草を吸ってましたしね。
高倉健さんとかのタバコを吸っている姿はとてもカッコ良かったでした。
あと、ヤクザ映画とかで死ぬ前に”瀕死の状態で最後の力でタバコに火をつけてそれを一服して絶命”みたいなシーンとかも当時はありまして、まぁかっこいい”アイコン”だったんですよ。
ちなみに、カメラマンが良いと、”芸人がタバコを吸っている姿”もとても美味しそうに見えます。実際、タバコは”美味しい”ってものでは無いのですが、気持ち的に精神安定的な気持ちもあり「気持ち一旦リセット」とか「これから戦場(仕事)に行くぞ!」ってな気持ちになれます。(あと「食後の一服」ってなんであんなに美味しいんでしょうね。さっきまで美味しいご飯を食べていた口を煙まみれにする行為なんですけれど)
モデル:アルコアンドピース酒井健太
ライターは無くす
突然ですが、スマホとかをよく置き忘れる人は100%ライターを無くします。
ライターは別に体に紐で繋がっているものではないし、ストラップ付きのライターなど(ほとんど)存在しません。
タバコと酒の相性は最高なんですけれど、酔って忘れる事が非常に多いんです。
毎回、ポケットから出して火をつけたらポケットにしまうとかしてればまだ良いのですが、大抵、BARとかでタバコを吸う場合は、カウンターの上にタバコとライターを置きがちです。んで泥酔して忘れるのです。
愛着のあるライターを無くした心のダメージは計り知れません。また、 Zippoも高いものは10000円をゆうに超えるし、音が鳴るデュポンは50000円以上するので、お財布のダメージもかなり厳しいですよね。
そう、”ライターは無くす”ものなのです。
終わりに ー 全ての喫煙者は100円ライターに帰る
最後に帰ってくるのは100円ライター。
無くしても痛くない100円ライター。
パチンコの景品の余り玉で貰うライター。
それで良くなるんです。こだわりがあるとか無いとかじゃなくて、何周もライター探訪の旅を重ねた結果の”100円ライター”なんです。
最初と最後はこれ
ベビースモーカーは100円ライターを使っても絵になるんですよ、これが。