内田有紀さんが表紙の雑誌が噂になっている。「10代と40代、全然変わってない!」って感じだけれど、まあこれは特例なのかもしれないし、内田有紀ファンとしては「やっぱり内田有紀は老けない!女神!」と思ってるかもしれない。
件の雑誌の表紙
さて、昔話からはじまるが僕が上京した頃はインターネットとか無かった。携帯も珍しい部類だった。SNSなんてあるわけがなく学校や職場と言う限られたコミュニティの中でみんな生活していた時代。
みんなの共通の話題はテレビだった。
月9をはじめとするトレンディードラマやお笑い番組を見逃すと翌日の職場(や学校)で輪に入れなかったくらい。
そんな中、高知から出てきた美少女。
広末涼子。
僕の永遠のアイドル。
永遠のアイドル
永遠のアイドルと書いたのは、なんて言うんだろう?性的な対象というよりは”僕がイメージしうる最高の女性”であり応援したいという気持ちに溢れていたからだ。今で言うところの”推しメン”への感情と似ているのかもしれない。
ちなみに当時僕に対して、「どういう女性がタイプ?」と聞いてきた人に対してはマッハで「ショートカット・猫目・アヒル口」と答えていた。これが広末涼子っぽい顔を僕が分析した結果。
それから時は流れ、広末涼子は流石にアイドルではなくて女優だ。それもあまり演技は上手いとは言えない。言ってしまえば下手な部類に入るだろう。でも良い。テレビに映る広末涼子を見て僕はいつまでも「ああ、広末涼子だぁ」と思えるのだ。
これは定期的にテレビや雑誌に出ているからかもしれない。
僕にとってはこれが広末涼子
…たとえばこんな経験ないだろうか?同窓会に久々に行ってみたらクラスのマドンナが太ってなんか昔の面影が無くなってしまった、クラスで一番のイケメンがハゲていた…など。
これらはわかるのだ。人は誰でも老いる。その老いている間”会わなければ会わないほど”変化のギャップに驚く。恐らくよほどのアンチエイジングやトレーニングでもしてない限り大概に老けているのだ。
会社で毎日顔を合わす様な人は毎日の細かい変化などわからないので自然に老いを受け入れることができる。家族とかもそうであろう。
“老けない”と言うのは言い過ぎかもしれないけれど、年相応の老け方、一緒に過ごしてて幸せに過ごしてればこんな感じになるだろうなって感じ。
吉永小百合さんの永遠のファンを”サユリスト”と呼ぶらしいがその様なものだろう。
今のアイドル、女優全盛の時代。歴史に残るような人は出てくるのだろうか?それは今の10代20代が決めるのだろう。僕のようなおっさんが決めるものでは無い。
僕には広末涼子がいるから。