YouTubeが流行ってますね!…と書きたいのですが既に時代はTikTokに流れてるとか…。まぁ、よくわかりませんがYouTuberも『流行りもの』として消えていくのでしょうかね…
そう言うのを考えると、やっぱまだテレビって強いなぁ〜と思いますし、テレビに長年出てる芸人はやっぱり腕があるなと思います。(芸人にはラジオもありますしね)
Youtuberの世界ではベテランと言ってもまだ生活できるくらいの収益を貰い続けている10年選手は出てないと思いますのでね。
ある日、そんな事を考えながら散歩していたんですけれど、ふと思った事があります。
それは芸人さん(と作家さん)が“テレビで作ったコーナーや企画ってのは強いな”、って事です。
例えば、とんねるずさんの番組で『食わず嫌い王決定戦』と言うコーナーがありました。
貴さんチームとノリさんチーム、お互いに芸人や役者を連れてきて両者3〜5品を交互に食べます。その中の1品は苦手な食べ物。これらの料理のチョイスは出演者が自分で決めるそうです。
1品は必ず嫌いな食べ物を入れないといけないルールなので(食べるのは)キツイですし好きな食べ物のチョイスもハンバーグとかラーメンとかだと分かりすぎて面白く無いので「全部苦手そう」とかのチョイスをするのが面白いですよね。
それをいかに自然に美味しそうに食べるか?苦手っぽく見せないでトーク部分で盛り上げながら過ごしていくか…。
これがこのコーナーの醍醐味です。進行がとんねるずさんだからやっぱり安心して見れるってのもあります。
まぁ、番宣関連で出てくる芸能人も多かったと思いますが、とにかくゲストが毎回豪華でしたね。
ただ、食べ方が汚かったり箸の持ち方がそのまま見えちゃうので躾とかが視聴者にも分かってしまうと言う諸刃の剣でありますが…。
こういうのは“とんねるずレベル“で”テレビ”だからこそ成立する番組だと思います。さらにいうと数ヶ月とかじゃなく数年スパンでコーナーを続けているからこそ持てるブランド力ですね。
当時の芸人や芸能人は結構「もし『食わず嫌い』に出るとしたら…」と考えた事があるそうです。特にお笑い芸人。
昔の例で言うと僕が大好きな“おぎやはぎ“さんは昔から『食わず嫌い王』に出ることを夢見ていたので仲の良い芸人にも苦手な料理は言ってなかったとか……
あとお土産を持ってくるシステムにもなっておりここでもセンスが問われておりました。
こう言うのってやっぱり憧れなんでしょうね。
お笑い芸人のラジオを聴いていると、ゲストで他の芸人とクロストークした際には
- 笑っていいとも
- 食わず嫌い王
に出られた?出られなかった?って言うトークが今でもほぼ入ったりします。
上記の番組はもう終わってしまったので出ることが出来ないんですよね。
フォーマットとしてはそんなに難しくは無いんですけれど…。
さて、どれだけ有名YoutuberだとしてもYoutubeでは『食わず嫌い王選手権』は出来ないのでは無いでしょうかね?
勿論同じフォーマットで真似事は出来ますが「よく知らない人の苦手な食べ物なんか興味ないがな」って感じで終わってしまうと思います。
このフォーマット、今でもソーシャルディスタンス取ればできるような気がするんですよね。
他にも松本人志さんが沢山お笑いのフォーマットを作ってますよね。
でも、これらのフォーマットって単体のYoutuberでは出来ないんですよ。複数の有名Youtuberが必要になります。
なのでやっぱり難しいんでしょうね。単発くらいは出来ると思いますしファンも楽しんで観れると思います。でも、毎回毎回続かない…知名度があってファンが重なるYoutuberをどんどんと連れてこないといけませんからね。
そう言うのでは”芸能界”(悪い意味で芸能村とかとも呼ばれてます)ってのは大きい世界ですね。
まぁ、テレビでは出来なくてYoutubeならではの何回繰り返しても安定した再生数を稼ぎ出せる企画(フォーマット)を作れれば良いと思いますので是非Youtuberの皆さんは頑張ってくださいー(棒読み