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『祭り』について

昔はパチスロ打ってました。
主に20代のころですね。

で、まー負けてた訳なのですが所謂『爆裂機時代』を経験できたのはよい思い出かな?と今になっては思います。
今の若いスロッターが打ちたくても打てない『黄金期(3号機裏ものから4号機)』の時代。タイムマシーンが出来ないと無理です。

さて、僕は行ったことが無いのですが年末年始に三重県の一部のパチンコ屋では『オールナイト営業』ってイベントを実施するんですよ。通常、パチンコ屋は10時ー23時の営業です(場所により1時間前後する店もあります)。
そんな中の”オールナイト”。24時間どころか店によっては40時間営業の店もあるほどです。

なぜこのような営業形態が出来るのか?風営法を無視しているのか!?と言えば「伊勢神宮への初詣に来た人向けの駐車場、トイレを貸す」という名目での営業が認められたからです。
伊勢神宮の力、恐るべし……

この三重オールナイト営業、パチンコ・パチスロが大好きな人にとって『祭り』と呼ばれています。
普通のパチスロでは閉店時間ってのがあります。なのでどれだけ出てても(ゲーム上”まだまだ出ますよ!”と言う状態でも)閉店時間になればそこで終了。「あ〜、取りきれなかった!(と言う表現をします)」となるのですがオールナイト営業だと「この台、どこまで出るのだろう?」と言う夢があるんですよね。

なのでそう言うのに憧れたファンが年末年始に三重県に集まるのです。
勿論、この論理は勝ち続けた場合の夢物語。負けてる場合はどこまででも負けます。なぜなら閉店時間が無いから(いつもよりも長いから)です。

それらを全て含めて『祭り』
勝ち負けなんて関係ない、同じパチスロ・パチスロを大好きな人が集う。
勝てばラッキー、負けても良い経験ってな感じでしょう。
コロナ禍や法規制(あんまり出せなくなった)も相まって昔ほどの盛り上がりはないと思いますが、一時期は熱狂的なイベントだったのです。

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さて、こういうの(祭りのようなイベント)って今どのくらいあるのでしょう?
もちろんパチンコ・パチスロに限ったことではなくて「損得抜きに同じ志を持った人が一カ所に集結し同じ時間を共有する」ってイベント。

ちょっと思ったのがコミケ(コミックマーケット)でしょうか?
これは同人誌やそう言うのが好きな人にとっては熱狂の祭典ですからね。こちらに関してはコスプレも名物になっているみたいなのでより一層『祭り』感がありそうな気がしますね。

定義を細かくしていけば音楽とかお笑いとかのライブになるのかもしれませんがそれらはかなりの数開かれてますし……
音楽に関してはフェスはそれに近いでしょうね。あれも数日に渡って行われますし。

……なんて言うんでしょう?コスパは悪いんですよ。ひろゆき的には「それってコスパ悪くないですか?」みたいな。
パチンコはギャンブルなので言わずもがなですが、コミケに関しても「ネットで買えば良い」とかフェスも「見たいバンドの動画だけネットで見れば良い」等々。

ても、コスパとかと関係ない思い出とか『繋がり』と言うか……「お金で買えない何か」なんですよね。空気感とか一体感とか「あぁ、祭りに参加している」と言う興奮みたいな。
最近は、コスパ(コストパフォーマンス:費用対効果)に次いでタイパ(タイムパフォーマンス:時間対効果)まで言われてるそうです。

そんな時代だからこそ、お金や時間はかかるし体も疲れるけれど、それらに変えられない『経験』ってのを味わってみるのも長い人生のなか何回かあっても良いと思いました。

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「そういうのは歳をとってからの楽しみに…」と思ってるのであれば遅いのでは?と。
若いうち、貧乏なうちだからこそ楽しい『経験』になると思いますよ。
ライパ(ライフパフォーマンス:人生対効果)なるものがあるとすれば若いうちの経験はパフォーマンスが高くなると思いますよ。

バカみたいな事に全力をそそげる時期って人生そう長くないですよ。

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