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思い出した、かわせみだ。

いきなりですが僕のブログは誤字が多いです。自分で言うのもなんですが誤字が本当に多いんです。
なので反省の意味も込めて時間がある時に過去記事の加筆修正をちまちまとしています。

むかしから誤字は多かったのですけれどなんとなくですがmacOSで日本語の”ライブ変換”機能が実装された頃から誤字がより増えたような気がしています。ライブ変換は長文を打ちながら自動で変換してくれると言う嬉しい機能なんですけれど信じ切ってしまうと誤変換に気付かずに確定してしまうんですよね。推敲をきちんとすれば大丈夫なのですけれど疲れている時とかって何回見直しても気付かない事もあるんですよね。翌日見て「なぜ昨日気づかなかったのか!?」みたいな。
完全に自分のミスなのですが……

そんなある日の事。ふと昔『かわせみ』という日本語IMEを使っていた事を思い出し「そういえば今って『かわせみ』はどうなっているんだっけ?」と思い検索してみることにしました。結果、無事にかわせみは生きておりAppleSilicon(M1とかM2というプロセッサを積んだMacのことです)にも対応した『かわせみ3』と進化しておりました。凄い!

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さっそく試用版(30日間無料で利用可能)を入れていろいろと試していますが非常に良い感じです。これは個人のセンスなのでなんとも言えないのですが色合い(本当の意味の色=Color)がとても良いです。コーポレートカラーならぬアプリケーションカラーとでもいいましょうか?非常に淡い。

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細かい部分ですが半透明で変換提案を表示してくれたりとなんとなくUIが良いんですよ。ブログとか文章を書くにあたってこの細かい部分って言うのが気持ちよく入力させてくれるんですよね。なんか書きたくなると言う気分になるんです。ポメラとかは機械全体がそういう作りになっているような気がして使っていた時は筆が進むという感覚でした。

購入する場合の価格は3,300円(2023年10月時点。アップグレードの場合は2,200円)ですが、嬉しいのは買い切り制と言う点です。サブスクじゃないのです。これはとても嬉しいですね。僕はアプリケーションは多少高価でも買い切りの方が好きですね。
ATOKは日本語変換として素晴らしいかもしれないのですがサブスクになってしまっています。あと機能が充実しすぎたせいか重くなっている気がしているんですよね。
僕が欲しいのは軽くてシンプルなIMEなのです。
(昔話ですが、むかーしのATOKはフロッピー1枚で動作していました。容量としては1.44M未満ということになります)

冒頭で誤字の話を書きましたが、今Macで使える日本語IMEとしてはこの『かわせみ』は他のIMEに比べて圧倒的に”頭が弱い”です。おそらく使っていて「なんでそんな変換するの?」と思う人が多いと思います。
ただ『かわせみはユーザと共に成長する』んですよ。自分なりに「この単語はこういう漢字に変換するのだよ」と覚えさせていくとどんどんと自分色に染まっていくんですよね。
長年のかわせみユーザとしては辞書が育っているので使いやすくてしょうがないけれど使い始めた頃はまだまだ使えない…でもそれにめげずに長年時間をかけて育てていく。なんか夫婦関係みたいな感じかもしれませんね。まぁ僕は独身ですが。

2023年10月現在、macOSの最新バージョンはsonoma(macOS 14.0)となっております。作者はかわせみ3はsonomaに完全対応はしていないと認めた上で「近いうちに対応版のかわせみ4を出します」と公言してくれています。嬉しいですね。

ちなみにこの『かわせみ』、歴史を辿ると僕が高校生の頃に出会ったMS-DOS版のEGWordと言うソフトまで遡ると言う壮絶な歴史があるのですがそれはまた別の話……。

補足(2023.11.19)

sonoma対応の『かわせみ4』は発表されておりました。是非!

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参考
かわせみ4物書堂

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