伊集院光さんのラジオを聴いていると時折「計画をびっしり立てて旅行する」と言うエピソードトークを聴く事があります。最近はドラクエウォークと言うゲームを目的として旅に出るといった感じですね。
伊集院光さんは几帳面と言うか細かい性格だと思うので予定通り上手く行ったらそのトークは恐らく面白くないので逆に悩んでしまうかも知れません。もしかしたらそのエピソードトークはお蔵入りになるかもしれません。
何を言いたいかと言うと分単位で立てた予定はちょっとでも予定が変わるとその後の工程がなし崩し的に崩れていくんです。それを軌道修正するために試行錯誤するのが楽しいんですよね。なのでエピソードトークとして成立する訳です。
伊集院さんの移動に関するエピソードトークはお酒とか食事がほとんど出てきませんのでやっぱり”移動”が主たる目的になるのでしょう。
話は変わって2023年の『水曜どうでしょう』の企画は予定が最初から『台風』と言う天災によって完全に崩壊します。しかし『予定通りに行かない』のがどうでしょうの醍醐味。緩い企画っちゃー企画なのですけれど久々に「やっぱり面白いなぁ〜」と思わせてくれる仕上がりになっています。原点である4人旅をベースにもう一人の企画に出てきた有名キャラを”いい感じ”に利用してます。原点である低予算、低姿勢、低カロリーを感じさせてくれました。こういう感じなら不定期でも続くんだろうな、と。
まぁそういうのをまとめて”珍道中”って呼ぶのですけれどね。
さて僕の仕事に関しては最近は予定をびっしりとは入れないようにしています。年齢のせいもありますが平日は60%位の感じで仕事をしているので予定が少々崩れてもリカバリー可能です。
スケジュールみっちりと言う感じでは入れてません。
会議が伸びた時にその直後の会議に影響があった場合、直後の会議は僕抜きで開始するか僕の準備ができるまで待ってもらう必要があるんですよね。これはキツイ。
ただ、ある日4つのプロジェクト関係が1日に入った時は流石に疲れました。会議自体は2本なので良かったのですが、それとは別にプログラム開発が1本あり、それがテストしていてうまく動かず…これでバッファを使い切ってしまいました。
夜遅くまで残業したわけでは無いですが流石に疲れましたね。
さて、最初に書いた通り旅行の行程における『珍道中』、僕は好きです。
でも複数人で行く時は注意が必要だと思ってます。
もちろん人それぞれなので「ピンチをチャンスにして楽しもうぜ!」って性格の人との旅行であれば楽しいかも知れませんがやはりそう言うのが苦手な人も多いと思います。
また女性などで体力がない人にとっては「この軌道修正は体力的に無理……」と言う事もあるでしょうね。
なので、コレ系の珍道中は気のおける仲間だと良いのだと思います。恨みっこなしというか。
デートとかでこんな感じなってしまいオロオロしてしまうと…嫌われてしまうかも知れません。蛙化って奴のきっかけになるかもしれませんね。
長距離の移動でローカル線を使う場合は予定の時間を一本逃すとかなりのタイムロスになります(逆に遅延もあります)。関東とかの電車やバスの本数では無いですからね。
そう言う時は次の電車(バス)までの時間で喫茶店を探すとかすると良いんでしょうね。
できればそう言う時はスマホとニラメッコはしない方が楽しいんだろうな、と思います。
若い頃。軒並みですがお金は無いけれど時間だけはあった高校時代、何気なく街を歩き突き当たりになったら右、そしてまたまっすぐ歩いて突き当たりになったら今度は左…みたいにぶらぶらと歩いていた頃を思い出しました。あての無い旅(散歩)なんていうのもまたおつなものでした。
何が起こるかわからないから旅なんだ
流石に海外旅行のトラブルはかなり怖いですし下手したら命に関わる事になるのかも知れません。しかし、何事も経験。
まずは国内で少し長旅をしてみては如何でしょう?なるべく予定をぎっしり詰め込んでね……(皮肉)