歳の差婚というのが世の中にはある。
自由恋愛の時代だ。「結婚は同い年同士でスベシ」という事はない。
例えば、ペタジーニという野球選手の奥さんは友人の母親であり、年齢はペタジーニの25歳上である。
奥さんが20歳の時にペタジーニ選手はまだ産まれていないと言う計算だ。
勿論、逆のケースもある。最近はお笑い芸人のハライチの岩井さんが番組共演者である19歳の女性と結婚したと言うニュースが話題になった。ちなみにその時の岩井さんは37歳だそう。
結婚相手が20歳未満の女性というケースだと僕の世代だと、高橋ジョージさんと三船美佳さんの結婚の方がびっくりした。高橋ジョージさんが40歳で結婚したお相手の三船美佳さんの年齢は16歳。
さて、今回の岩井さんのニュースに対して『グルーミング』と言う言葉が話題になっているらしい。
僕は『グルーミング』と言う言葉に関しては「動物の毛繕い」と言う程度の意味しか知らなかったのでなぜ問題なのかわからなかったが、今回はどうにもあまり良い意味では使われているみたいだ。
あまり書きたくはないがここで話題になっている『グルーミング』とは成人した大人が性的な目的で子供(未成年)に近づき親しくなると言う意味で使われるらしい。未成年は人生経験含めまだ未熟(なので未成年と定義)な為、大人の言いなり(?)になり盲目的に恋愛対象として捉えてしまうと言う意味らしい。
これはかなり悪意を含んだ書き方であるが。
どうにもこのグルーミング(性的グルーミングと定義されるらしい)は結婚や出産などを経て自分の子供が自分が結婚した年齢になった際に「まだこんな未熟な状態で(自分は)結婚したのか…」と言う思いが発生しそれがとんでもない嫌悪感に繋がると言う事で終結に向かうらしい。
もちろん、未成年との結婚が全て性的グルーミングに属するか?というと違うのでは?とは思う。悪意を持って(計画的に)グルーミングを行い自分のものにするのと、普通に好きになった人が自分と年齢が離れておりまだ未成年だったと言うケースもあると思う。
今年(2023年)はJ事務所の問題もあり、特に『グルーミング』と言う言葉が一般的になっているらしい。
今後、未成年(とはいえ結婚が認められる年齢)と結婚すると真っ先に『グルーミング』と言うレッテルが貼られるかもしれない。
しかし、21歳と19歳とかの結婚だって沢山あるだろう。年齢歳2歳。この位の方が割合としては圧倒的に多いと思う。高校・大学の先輩後輩の関係。
今回の岩井さんの件が例えばあと2年待って岩井さん39歳でお相手が21歳だったら世の中はどこまでこの話題に敏感になっていただろうか?(ちなみに、成人の定義が20歳→18歳になっているのだが、やはり20歳と言う区切りで考える人は多いと思う)
よくわからない。
岩井さんの結婚の件に関してネットで「グルーミングの可能性がある!こう言うのは危険!」とSNSなどで怒っている人は全体の2割、残りの8割はシンプルに嫉妬ではなかろうか?「本人同士の話だからどうでも良い」と言う意見の人はそもそもネットに書き込みしないであろう。
ちなみにタイトルは「グルーミング」と言う言葉から似た言葉のタイトルのMr.Childrenの曲から拝借した。
この場合の「グルーミー」はgloomyと言う単語であり『暗い』と言う意味であるので悪しからず。
追記(2023.11.18)
岩井さんの件に関しては自身のラジオ(『ハライチのターン』)を聞いたところ、女性の方からの求婚だった模様。岩井さんは過去「未成年と二人では食事にはいかない」ときっぱりと断っていたが、その数年後に成人(18歳)になった女性から「成人になったので食事いけますよね」と連絡が来たようでこれはもう素敵なラブロマンスである。
岩井さんは当時「自分のことを好いてくれる女性が好き」と言うおぎやはぎの小木さんのような理論を持っていたが、お相手から「私があなたへの好意が無くなったらこの恋愛は終わりなの?」と言われた時に「一旦、そうなるなと思ったけれどよく考えたら好きになってた。子供だったのは自分の方だった」と述べていた。相手の方が一枚上手という所であるがこれでも叩く人はやっぱり叩くのだろうな。