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ゲーム配信に思う事

FF7の新しいのが発売されたみたいですね。僕も一番最初のFF7が出た時にグラフィック(今見るとチープですが)やゲーム性に驚き毎日のように遊んでいたものです。PS5の時代になると性能が昔とは段違いなのでグラフィック(ムービー)も凄い事になってますね。それに合わせて時代はインターネット、動画配信と。ゲームの動画配信も今では当たり前のコンテンツになっていると思います。
そうなるとRPGとか時間がかかるゲームに対しては「自分でやらなくてもゲーム配信で満足。タイパ考えるとそうでしよ?」みたいな感じを持っている人もいるのではないでしょうか?

結果、ゲームをやらなくても見るだけで良い人が増えすぎてしまった気がします。仕方ないのでしょうか?
もしかしたら遊ぶ人数よりもゲーム配信を見る人の方が多いのかもしれないですね。
面倒だから動画見れば充分じゃん!みたいな。

そうなってくると結果的に大作を作っても売り上げは散々たるものになるのではないでしょうか?動画見る人はゲーム買う必要がないですからね。
ゲームが売れなくなると売上が下がるので結果そのゲームがどれだけ面白かったとしても会社としては次回作の予算は削る形になるはずです。
YouTubeにはRPG特有のレベルを上げるための淡々な作業部分が削られ結局『かっこいい感じの画面』とストーリーがアップされている感じがします。
最近のゲームはよく出来ていて『ここまでは公開しても良いよ』みたいな動画配信も考慮したシステムになっているみたいで。

ゲームがそう言う方向に進んでいったとすると突き詰めていくと「なら映画でよくね?」になりそうです。
(FFは昔それ(映画化)で大失敗しましたが)


やっぱりゲームって自分で実際に手を動かして『苦労』しないとわかんない部分が全てなんだと思うんですよ。
昔はその『苦労』が友人、知人、組織の人との共通認識に出来たけど今はコンテンツが多すぎて難しいかも知れませんし所謂”タイパ”を求めている人にとっては「なんでわざわざ時間を使ってそういう事する必要あるんですか?」みたいな感じになるのでしょうね。

Game gamen

でも、この『苦労』だけは見てるだけではわからない感覚なんですよ。
料理をしている動画を沢山見て知識が沢山あっても実際に自分で料理をしないと分からない部分ってのは予想以上にあります。その為知識だけでマウントを取ろうとすると現場(料理人さんとか)の人から「そんなにうまく行かないよ」と言われてしまいますね。で、現場の人同士で『あるあるネタ』で笑ったり。

そんな事をぼんやり思っていた休日のある日の事です。
時間潰しにスマホゲーではなくてSteam(パソコン系のゲームのプラットフォームみたいなもの)でいい感じに面白そうな無料ゲームを遊ぼうと思いましてね。

サマナーズウォークロニクルと言うゲームが面白そうだったので始めてみました。

このゲームは序盤はスマホゲーと一緒でほぼポチポチボタンを押すだけでストーリーが進んでいきます。でも「ここからはオート無理ですよ。自分の手で操作してください」と言うポイントがあります。パズル的な要素があるダンジョンは自分で操作しないといけない仕組みになっています。
素材集めるのにもドロップするか?しないか?みたいな部分もあり、「あぁ、モンハンやってた時こんな感覚だったなぁ」とも。
レベル上げるためには過去クエストを周回して稼げる方法もあります。こうやってコツコツと経験値を溜めていくと言う作業(オートだとしても物理時間は必要な作業)が個人的にはそれが懐かしくて狂おしい感じです。
ゲームにのめりこむ(入り込む)までにはなかなかのきっかけが必要だと思うのですが、僕はのめり込む所まで入ったのでこのゲームは僕にとって非常に良いゲームバランスだったのでしょう。

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子供の頃、僕の家にあったファミコンのドラクエを「遊ばせてー」と来た友達はストーリーを進めずに、次の舞台に行く準備としてひたすら経験値上げるだけの単調作業やっていました。当時『それだけで満足!やらせて』って人は結構いました。みんなで30分単位とかで交代で経験値を上げてみんなでクリアした感じです。

ちなみサマナーズウォークロニクル。無課金で進めていますが60時間オーバーでもまだ十分に楽しめてます。でも「課金しないと進めない!」ってなったらきっぱりとやめてしまうかも知れません。

“みんなやっているからやる”

ではなく、数多あるゲーム(無料)を色々と試してみて続けられそうなゲームをだらだらと遊ぶのも良いかも知れません。そういうゲームは配信動画も少ないから情報も少ないと思いますし、友人とかと面白さの共有はできないかも知れません。
でもスマホゲーでありがちな「最初は楽しかったけれど途中から義務ゲーになってしまった」と言う”毎日やらなくてはいけない義務”のハードルはぐっと下がります。別に誰と競っている訳ではないですからね。本当に隙間時間の時間つぶしって感じです。

空気階段の鈴木もぐらさんがラジオで『ゾンビゲーにハマってる』(スマホのゲーム)と言っていたのですが、その意味がわかる気がします。(そのゲーム内では鈴木もぐらさんは別に有名でもなく本当に趣味でやっているみたいなので案件ではないです)

動画をみて満足するものもあるかも知れませんが、自分で見つけた感じのゲームをだらだらやって満足するのもいい人生の経験値になるかも知れませんよ。

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